自分以外に一番大切な人。 (ページ10)

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翌朝、紫耀くんは寝すぎたのか
ご飯を食べないで慌てて会社へ行った
お弁当を渡して、行ってらっしゃいのキスをして
またいつもの朝を迎えた

ﾋﾟﾛﾝ

廉今から行くけどなんかいる?

A大丈夫だよ!朝ごはん食べた?食べてないならあるよ

廉ご飯は大盛りな

A『相変わらずだね笑』

メールが来て15分位した時
インターホンが鳴った

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

A『はーいっ廉！空いてるよ～』

廉「おじゃましまーす」

A『廉、久しぶりだね』

廉「おん笑お前の結婚式以来紫耀が会わせてくれやんかったからな笑」

A『そうだったけ笑』

たわいもない話をしながら
一緒に朝ごはんをたべて
廉は朝からご飯3杯もおかわりした

廉「美味かった～ご馳走様でした」

A『お口に合ったならよかったです笑』

廉「んで？なんでまたパソコンの電源入れるだけやのに紫耀に言われへんの？」

えっと…
逆に廉は奥さんに
なんでも、言えそうだもんね…

A『…なんか言いずらくて…』

廉「…なんかあったん？」

A『あのね…』

廉は昔っから変わんないね、
私がちょっと悩んでたり
言えないことがあったりすると
ズバズバきいてくる…笑

A『…ベッドの下にUSBがあったの』