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いつも通りの朝を迎えた
紫耀くんの表情もいつも通り
いつもと違うのは私だけ
ピーンポーン
A『…はーい』
「宅配便でーす」
何か頼んだっけな…
ガチャ
A『…!廉!』
廉「はは笑 騙されよった笑」
A『どうしたの?お仕事は?』
廉「今日有給とってきた」
A『奥さんに怒られるよ笑』
廉「かもな笑」
もしかして昨日の事で
心配してきてくれたのかな、
廉をリビングに入れて
お茶を出して少し話した
A『…わざわざありがとう』
廉「顔色悪いな」
ほらね
何も言わなくてもすぐ気づいてくれる
A『廉ってさ、なんで今の奥さんと結婚したの?』
廉「お前が結婚したからかな」
A『私?』
なんで私の結婚と廉の結婚が
関係してくるの
廉「フフ…冗談や」
A『…もう、本当は?』
廉「んー、そろそろ結婚しとかな俺結婚出来ひんかなって思ったから笑」
A『なにそれ笑』
廉「お前は?なんで紫耀と結婚したん?」
A『え…』
なんでだろう
意味なんて考えたことなかった。
A『…フフ…』
廉「なんやねん、急に笑うなや」
A『ごめん笑 なんか意味なんかないよねっておもっちゃった』
廉「ん?」
A『結婚ってさ、重く感じる人も居れば、付き合ってたから結婚したって人も居るじゃん?私は一緒に居たかったから結婚したに近いかな』
廉「意味あるやん笑」
でも私からすると意味なんてないんだよ…
本当に結婚したかった人は他に居たから
でもその人と結婚したら
すごく大変で毎日喧嘩してたと思う。
廉「…ひとつ聞いてもいい?」
A『うん』
廉「この部屋に出入りしてる人間何人おるん?」
A『え?』
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作者名:nozomi x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601
作成日時:2020年6月29日 1時