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前にもそう言うことあったな
先生の結婚式の話を聞いて
毎回屋上に逃げて
後ろを向くと…




A『え、…』

「ほらな?」




いつも廉が私を見つけてくれる。




A『…廉なんで毎回そこにいるのさ』

廉「今日はお前が後から来たんや」





廉はいつも私を見つけてくれて
必ずそばに居る



なんで気づかなかったんだろ
私が1番欲しい物を廉はいつもくれる
それが先生じゃなくて廉だって事




A『…グズ…』

廉「え!なんでなん、なんで俺の顔みて泣くん」



"ごめんやん"って
優しくだきしめてくれる。



A『廉、ごめんねっ…』



いつも泣いていてごめんね。



廉「そんなことより泣きやみや…俺が泣かした見たいやん…」



A『ごめんねっ…』



いつも傷つけてばっかでごめんね。




廉「クス…そんなぎゅうってされたらたまらんな」





そう言って廉もぎゅうって
だきしめてくれる


私は多分、そんな廉が好き。



先生しか見えてなかった私が
今は廉にそばにいて欲しいって
思ってしまう



私が逃げていると
すぐに見つけてくれて
捕まえてくれる



私が先生、先生って
言ってるのも傷つくはずなのに
いつも笑ってくれる





廉「なぁ…そろそろ前に進まなあかんで」

A『わかってるよ…』

廉「お前が1番そばにいて欲しい人はだれ?」

A『…え?』

廉「もうお前の泣いてる姿見んの辛いわ…」

A『廉だよ』

廉「え…?」

A『私が1番そばにいて欲しい人は…廉だよ』




そう伝えると
廉は笑顔になって
私をまた抱きしめた。




付き合うとか今は分からないけど
私は廉が大切何だってことが分かった

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作者名:nozomi x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601  
作成日時:2020年6月10日 16時

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