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海ちゃんのおかげで
1週間ぶりに学校にきた

私の心臓はバクバクしてて
今すぐ帰りたかった
けど、海ちゃんが"大丈夫っ俺がいるよ"
って言ってくれたから
大丈夫。と自分に言い聞かせた



ガラッ

海斗「おっはよ〜ございまぁす!」




海ちゃんが大きな声で教室に
入って行くもんだから
みんなが私達をみた
廉と先生と神くんは
一緒に文化祭の準備をしていたみたいで
私が久しぶりに学校にきたから
びっくりして手が止まっていた




平野先生「え、A大丈夫なの?」

A『…はい…無断欠席してごめんなさい』

平野先生「いや、ほんとそうだよ!連絡ぐらいちゃんとしないとダメだよ?」

神「Aちゃん!元気なの?」

A『…神くん、ごめんね』

神「そんな事はいいんだよ、Aちゃんが元気で居てくれれば」




先生を見ると
先生は廉を見ていた

廉は私と目が合って
すぐまた文化祭の準備に取り掛かっていた




A『…』

海斗「Aちゃん?」

A『…ごめんね、なに?』

海斗「ほら、カバン置いて一緒に文化祭の準備しよ」

A『…うん、』



私は自分の席に行き
カバンを置いた


先生が"おいで"って言ってくれたから
海ちゃんの横に座って
5人で文化祭の準備をした


廉は一言も喋らない



神「なんで海斗と一緒に来たの?」

A『…えっと、』

海斗「俺が迎えに行ったの」




海ちゃんは
さっきあった事を隠してくれた。
きっと私が困った顔をしてたから
気を使ってくれたんだと思う




平野先生「遅刻して、Aのお迎え?」

海斗「あは笑 ちゃんと起きて迎えに行こうと思ったんだよ?でもこんな時間になっちゃったの」

神「海斗らしいな笑」




3人が話をしてわらっているのに
廉は聞いていないのか
もくもくと作業を進めて
笑顔を見せてくれない。

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作者名:nozomi x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601  
作成日時:2020年6月10日 16時

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