今日もあなたに伝えます。3 (ページ9)

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廉「おい。」

A『…あ、ごめんなさい、なんか
先生悩んでるのかなって…』

平野先生「え？」

さっきよりも悲しい顔を
している先生を見て
私まで悲しくなってきて
俯いてしまった。

平野先生「…早く文化祭の準備しよ」

海斗「はーいっ」

そう言って先生は
いつもの先生に戻った。

さっきのは勘違いかな…

廉「お前さ…」

私が先生に絡んだから
怒っちゃったのかな…

A『え、…あのごめんね？』

廉「いや、そーじゃなくて…」

A『え？』

"お前男心わかってないなぁ～"っていいながら
廉は神くんと海ちゃんの所に
行ってしまった

男心？
どーゆうこと…

なんか私、失礼なこと言ったのかな…

平野先生「大丈夫だよ。ほらはやく行っといで」

A『…はい』

先生はそう言っていつもの笑顔で
" そんなに見つめないで早く行っといで "
と、言ってくれた

やっぱり勘違いだったのかな
その後も何事もなく
先生は笑ってるし
廉とも話してる
私が考えすぎてたのかもしれない
そう思うことにした。

皆で文化祭の準備をして
楽しいってのもあって
あっとゆう間に放課後になった

私は廉と帰るために
廉の部活が終わるのを待って
教室の窓から廉を見ていた

A『サッカー部って、こんなカッコイイんだね…』

ここから
先生をよく見ていたなぁって
懐かしく思えた。