今日もあなたに伝えます。3 (ページ19)

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毎回泣いて、傷ついて、傷つけるなら

本当にもう先生とは
2人で話さない

そう考えてると廉からメールがきた

廉どこおんねん

A『もうそんな時間か…』

私は急いで泣き腫らした目を洗って
教室にもどった

A『れーんっ』

廉「お前どこいってたん」

A『…はぁ…疲れた…』

廉「なぁ。どこいってたん？」

A『…えっと』

先生と話して泣いて屋上に行ったなんか
言えないしな…

A『…屋上で廉をみてた』

廉「ふーん。かっこよかった？」

A『うん笑』

ごめんね、廉
本当は今日見てないの

廉「帰る？」

差し出された廉の手を握って
やっぱり私は廉が好きと思った

たまに冷たい所もあるけど
冷たい奥にある優しい所が好き

A『うん。帰ろ』

廉「ほんまに明日来やんの？」

A『なんで？』

廉「…別に」

なんかふにおちない顔してるな…

A『…来て欲しいの？』

廉「うん」

A『かわい笑』

廉「なんやねん笑」

A『そんなに一緒に居たいの？』

廉「…おん」

なんか嬉しいな
こんなに私を想ってくれる

A『廉？』

恥ずかしがってるのか
顔を合わせてくれないから
片方の手で、廉の頬を触って
無理やり目を合わせた

そしたら耳が真っ赤で
思わず笑ってしまった