今日もあなたに伝えます。3 (ページ12)

今日:24 hit、昨日:1 hit、合計:130,756 hit

73 ページ12

あのあと、廉の部活が終わって
私の家に一緒に帰ってきた
ご飯も食べて廉といっぱい話して
たけど、どうしても岸先生の言葉が
頭から離れなかった。

そう考えていると
寝る時間になっていた

廉「A？」

A『え、なに？』

廉「ずっと呼んでてんけど」

A『ごめん、なんかこの本読んでたら集中しちゃって笑』

廉「それ好きやな」

A『なんか、すきなんだよね』

廉「よし、寝るか」

本を棚に置いて
ベッドに入った

私が考え事してるのが
廉には分かったのか、寝転んでも
ずっと抱きしめてくれた

A『廉、寝れないよ笑』

廉「ﾌﾌｯ…たまにはいいやん」

A『いつもじゃん』

廉「いつもちゃうよ笑お前が抱きついてくることもあった」

でもこの時間が私は好き

A『廉？』

廉「ん？」

A『…なんでもない笑』

キスしてって言おうとおもったけど
恥ずかしくてやめた笑
でも廉は何度も "なんやねん言えや"って
にやにやしながら言ってくる

わかってるんでしょ

A『…キスしてって、言ったら…？』

廉「言われんでもする」

いつもの短いキスじゃなくて
優しく何度もキスをしてくれた
我慢できなかったのか服の中に手を入れて
私に触れて胸の上まで服をめくられた

A『んっ…廉？』

廉「ﾌﾌｯ…する？」

A『したいの？』

廉「俺はいつでもしたい」

廉は全部が優しい
一つ一つ丁寧に優しく触ってくれる
服を脱がす手も優しくて好き

足のつま先からゆっくりキスをしてきて
私の唇にたどり着いたら
目が合って"かわいい"って
言ってくれるとこも好き

A『ﾊｧｯ…廉、』

廉「また遅刻決定やな笑」

A『ﾌﾌｯ…廉とならずっとこうして居たい』

廉「俺も」

もう先生の所には戻らない
好きにもならない
だってこんなにお互い愛して愛されてる

大丈夫、絶対大丈夫だよね