そのゆくロマンス部ｰ2ｰ

DBD〜つるぎさんの場合〜 ページ25

パソコンを起動させて
DBDを開いた

寝起きの拓真を連れて椅子に座らせる

｢やるぞDBD｣
｢なに？DVD？｣
｢DBD！Dead by Daylight！｣

眠そうな目を擦りながら画面を見る拓真

｢あぁ…これか…｣
｢やるでしょ？やるよね？｣
｢やる｣

勝手にキャラを選んでゲームを始める
すぐにマッチングして鬼ごっこが始まった

｢キラーなに？｣
｢待って、今から見に行く｣
｢見に行くって！？｣

画面を覗いてみると発電機を気にも止めずに
マップを走っていた

｢ちょっと何して…あー！発電機ミスった！キラー来た！｣
｢キラー発見部隊失敗した｣
｢下手！チェイス代わってよ！｣
｢キラー発見部隊、発電機を回します…｣

普通に私の横を通って私の回していた発電機の所へ…
チェイス下手な私は見つかって数十秒程で
フックに吊るされた

｢キラー発見部隊さんよ、助けて｣
｢キラー発見部隊じゃねえ｣
｢あなた誰ですか｣
｢拓真です｣

脱出を試みてみるが逃げられる気配はなく
どんどんゲージが溜まっていく

｢助けて拓真｣
｢今俺にキスしたらいいよ｣
｢馬鹿じゃないの？｣

言い合いしている間もゲージは溜まるばかり

仕方なく画面から目を離し
拓真の頬にキスをした

｢ほら！助けて！｣

画面に目を戻したけど拓真が回り込んできて
キスを落とされた

ゲームオーバーの音が聞こえる

｢あーあ、泉死んじゃった｣

拓真はそう言ってにんまりとした

｢誰のせいだと思ってんの｣
｢野良の人達が助けに行かなかったせい｣

目線を画面に戻すと拓真のサバイバーは吊るされていた

｢はは！画面見てないからだー！｣
｢いいよ、早く泉とイチャつけるから｣

拓真のサバイバーはあっという間に死んだ
これから拓真に散々誘惑されるのだろう

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ほしずきさんリクエストありがとうございました！

DBDは一度、友達の家でやっただけなので
ほぼ感覚で書きましたが大丈夫だったでしょうか？

満足していただけると嬉しいです！

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