〜続き〜 ページ16
つるぎside
｢どういうこと…？｣
鏡に映った
まさかな…なんて思い目を擦ってみるが変わらない
昨日のやつが本当だったとか？
ありえないよ、そんな非現実的なこと
｢今日って…仕事ないんだったっけ…｣
健太郎がテープルに置いていたスケジュール帳を見た
幸い、仕事はなかった
それがわかったらあとは楽勝
新幹線に乗って家に向かった
きっと今頃、健太郎も起きて…
泉…大丈夫か？
まさか俺だと思い込んで色々仕出かしたりしないよな
そんなことあったらタコ殴りだぞ
実際はしないけど
新幹線に乗っている間にさっきのサイトを調べた
全然ヒットしない
一樹に連絡を取りサイトのURLを送ってもらった
今度はちゃんと開きサイトを見る
【内容説明】
このサイトに名前を入力した場合
一日限定の入れ替わりとなるので
ドッキリなどには最適です
｢一日限定…｣
その言葉を見た瞬間
体の力が抜けた
一生このままだったらどうしようって
ずっと心配してたから
最寄り駅まで着いて
駅から家まで走った
ドアの鍵を開けようと思いポケットに手を突っ込むけどあるわけなく
仕方なくインターホンを押した
数十秒でドアが開く
｢拓真さん！｣
そう言って俺の姿をした健太郎が目をうるうるさせて
抱きついてきた
｢泉さん、説明しても全然分かってくれなくて…｣
｢とりあえず中入れろよ｣
分かるわけないよ
こんなこと普通ありえないんだから
リビングに行き目をぱちくりさせている泉と目が合った
｢あっ、健ちゃん…｣
｢健ちゃんじゃない、拓真｣
｢本当に拓真？｣
頷いて意志を示すけど
泉は信じようとしない
｢どうやったら信じてくれるんですか…｣
目の前で意気消沈してる自分の姿を見るのは
なかなか滑稽なものだ
キスでもして分からせてやろうと思ったけど
あくまでも今は健太郎の体
泉には相当なショックを与える
｢さっきサイト見たんだけど、これ一日限りらしいから今日は健太郎の家に2人とも泊まろう｣
これ以上の混乱を避けるためには最適だと思った
｢泉、明日はちゃんと拓真で帰ってくるから｣
頭をぽんぽんと撫でて
健太郎を連れリビングを出ようとする
｢拓真！｣
当然振り返るのは健太郎の体を纏った俺
｢…絶対帰ってきてね｣
泉に微笑んでみせて俺達は家を出た
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ゆーや(プロフ) - ほしずきさん» 感想ありがとうございます！たまにはこういう系もいいですよね！ (2019年12月1日 9時) (
レス) id: 099ac23a21 (このIDを非表示/違反報告)
ほしずき - 猫耳・・・いいなあ・・・ (2019年11月30日 23時) (レス) id: 62e3ef1c6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーや(プロフ) - ほしずきさん» 感想ありがとうございます〜！ (2019年11月11日 7時) (レス) id: 099ac23a21 (このIDを非表示/違反報告)
ほしずき - 無事テスト終わりました〜ポッキーん時の最後のyuyqさんいろいろと悲惨wwwつるぎさん時の後輩ナイスタイミングだなぁお疲れ様です！ (2019年11月10日 21時) (レス) id: 62e3ef1c6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーや(プロフ) - ほしずきさん» リクありがとうございました！テスト頑張ってください！ (2019年11月9日 15時) (レス) id: 099ac23a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーや | 作成日時：2019年10月17日 20時
