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斎藤side
最後の最後まで何を考えてるのか
わからないやつだったな相澤晴久
あんなに敵対してきたのに
さっきはなんか協力的だった
本当は良い奴だったのかな…
リビングのドアが開いて美和が入ってきた
スマホを机に置いて俺の隣に座る
心なしかいつもより間が空いてるような気がする
横目で美和を見てみると
どぎまぎしてるように見えた
それに顔も赤い
そんな顔されるとおちょくりたくなる
俺はソファに座り直し美和に近づく
｢どうしたの、宏にい｣
｢宏にいって呼ぶのやめないの？｣
｢え、だってもう慣れちゃったし…｣
付き合ってるのに宏にいって
なんか嫌だな…
｢宏介って呼んでよ｣
美和を照れさせる方法は
ある程度分かってる
田淵と貴雄に聞いたからね
美和の肩に頭を乗せる
｢宏にい…｣
｢宏介｣
｢こ、宏介｣
肩から頭を離し美和の頭をなでる
｢これからは宏介ね｣
あぁ…可愛い
本当に大好きだ
｢あのさ、三日月の夜の真ん中歌ってよ｣
いきなりそう言われ少し驚くが
アコギを持ってきて歌い出した
この曲…今の俺達に合ってるのかもな
｢2人の明日を歌ってもいいよ もうすぐ夜は明けるみたい｣
そう言えば…ずっと聞きたかったことがあるんだった
｢初めてあった日のこと覚えてる？｣
｢覚えてるよ｣
｢じゃあ居酒屋のやつも？｣
美和はあわあわする
｢い、いや…覚えてるけど…忘れるから！｣
アコギを置いて美和の方を向いた
｢あれさ、記憶が無いとはいえひどいことをしたと思ってる…けど、忘れないで欲しいかな｣
勝手だけど本音だから
あれから全て始まった気がするから
｢わかった、忘れないよ｣
案外あっさり許してくれるんだ
｢もう寝よう｣
美和は立ち上がって自分の部屋に入っていった
ドアが閉まる間際
美和の耳が赤く染ってるのが見えた
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mi - そうだったんですか 投票無効になってないか少し気になってたので…良かったです！ (2019年2月16日 23時) (
レス) id: 5c9d0f80bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆーや(プロフ) - miさん» 間違えたのかもです！確認してみます！ (2019年2月16日 7時) (レス) id: 099ac23a21 (このIDを非表示/違反報告)
mi - アンケート投票しました！！なんか私が投票したとき期日が1/20までになってたんですけど、なんだったんでしょうか？ (2019年2月15日 23時) (レス) id: 5c9d0f80bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーや | 作成日時：2019年2月15日 18時
