意気投合 ページ34
朝ご飯を食べ終わって
唯月ちゃんとお話中
唯月ちゃんめっちゃ愛らしい顔をしているが
ボーイソプラノのハスキーボイスだった
相乗効果でより可愛さが引き立っている
「ここのお店なんですけど…」
「ここ行きたかったんだよね!兵庫になくてさ〜」
「じゃあ今から行きます?」
「行きたい行きたい!」
今は唯月ちゃんオススメのお店をスマホで調べて見てる
「まだ新幹線まで時間あるし、行くか!」
荷物をまとめて外に出る
日が高く昇っていてもうお昼時だということに気づく
電車に乗り、目的のお店へ…
その間もずっと唯月ちゃんと喋ってた
話がすごく面白くて私の話もちゃんと聞いてくれて
とてもいい子
「うわぁ〜美味しい〜」
「ですよね〜!」
優哉と健ちゃんを他所に私達は色んな所を廻った
唯月ちゃんはよく私の動画を見てくれていたらしい
細かなところを褒めてくれて満更でもない
趣味も合うし…
本当に猫かぶってるのかなって思う
「それが好きならこれも好きになると思うんですよ!」
「へぇ〜確かにいいかも」
完全に私と唯月ちゃんの独壇場
楽しいからしょうがない!
優哉と健ちゃんの方をちらっと見てみる
なんか話してるっぽいけどこっちまでは聞こえない
雰囲気からするに結構熱い話をしてるようだ
「泉さんって優哉さんと付き合ってどのくらいなんですか?」
「んー…あと1ヶ月ほどで1年かなぁ」
「どうやったらそんな長く続くんですか?私すぐに飽きられちゃうんです」
こんないい子を手放すなんてもったいないことする人だなぁ
「相性の問題じゃないかな?健ちゃんと唯月ちゃんは相性良いと思うし…」
「でもまだ3ヶ月だから…」
本当に健ちゃんのこと好きなんだ
「健ちゃんは他の人とは違うって!唯月ちゃんのことを考えてる感じするし、大切にしてると思うから」
「そう言って貰えると嬉しいです!」
ニコッと笑う顔に見惚れる
釣られて私も微笑んだ
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作者名:ゆーや | 作成日時:2019年7月21日 11時