お遊戯 (ページ4)

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お遊戯 4 ページ4

途端に、今までの色気とは比べ物にならないくらいに先輩の雰囲気が、艶めかしく、だらしないものへと。

それはもう……躊躇していた俺の背中を、押す程の。

そっと撫でてから、先輩の肌に指を滑らせる。

すぐさま、くちゅ、と淫らな音が鳴る。

中「もう……濡れてるんですか」

本当に、いやらしい人だ。

そんな人に惑わされて、手のひらの上で踊らされる自分に、心底腹が立つ。

でも、我慢出来るはずがないものだ、これは。

そう、自分に言い聞かせる。

中「指……挿れ、ますよ」

手探りで、解していく。

ナカはとても熱くて、すぐに緩くなった。

……誰にでも、腰を振っているのか。

そう思うと、いよいよ我慢が利かなくなってくる。

中「誰のでも受け入れるんですね、この身体は」

伊「さぁ、どうだろうね」

ああ、腹が立って仕方がない。

ジャケットを脱ぎ、ネクタイもベルトも緩めて、何も言わずに奥めがけて突く。

甘い声で喘ぎ、恍惚とした表情を見せる先輩。

だらしがないその身体に、幾度となく腰を打ち付けていく。

ナカは、ひくひくと波打っていて、時には締め付けて。

随分と気持ちがいい。

中「出し、ますよ……ッ」

伊「ん、きてよ……」

俺は、学校で、先輩の中で、果てた。

そっと先輩のナカから抜くと、どろっとした液体が中から溢れてきた。

床に垂れるそれを余さず “お掃除” し終わった後、先輩は上目遣いで、

伊「ねぇ、ゆーと……俺の、もう出ちゃいそうだからぁ……たくさん扱いて、イかせてよ」

先輩の淫乱ぶりに半ば呆れつつも、そんな先輩が愛しくて仕方がない自分がいる。

既に、手遅れなのかもしれない――。