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山田 涼介side
ym「おはようございます。
…あれ、他の皆は?」
ar「まだ来てない。
…何持ってるの?」
え?
ar「懐中時計2個持ってない?」
俺はポケットから昨日、和火から奪い取った龍太郎の懐中時計を出した
cn「それ…‼︎」
知念がガタリと立ち上がる
その机にも同じ懐中時計が置いてあった
yb「…なんで知念がそれを?」
cn「昨日、月夜見に渡されたんだ。
2つを合わせたら…って言ってて」
俺は知念に懐中時計を渡す
ar「…何か聞こえない?」
ym「え?」
ar「微かに…鼓動音が」
耳を澄ますけど何も聞こえない
kt『俺には聞こえてるよ。
…あの懐中時計から』
圭人が懐中時計を指さすとブザーが鳴った
yb「…久しぶりだな、過去に行くのも。
知念、少し残って懐中時計の解析をしてくれないか?
残りの3人…で15年前に行こう」
ym「わかった」
俺たちはバイクに乗って15年前に遡って行った
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月6日 13時