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14-3 ページ34

山田 涼介side



yb「配属された時にここに引っ越すように言われただろ?



皆、部署を取り囲むように住んでるよ」



ym「そうなんだ」



yb「その方が何かあった時に対処できるだろ?」



確かに…

 

yb「山田、晩飯どうするの?」



ym「何かテキトーに作ろうかなって思ってる。



…薮ちゃん、聞きたいことがあるんだけど俺って希望して時空警察に来たの?」



yb「え?



そうだけど…覚えてないのか?」



ym「うん、全く。



…なんでなんだろう」



希望したなら覚えててもいいのに



wk『それはつくちゃんお手製の飴のおかげだ。



お前の記憶を一時的に消したんだよ』



玄関の前に和火が…いた



ym「和火…」



yb「お前が…」



wk『…おうおう、お前の怨み恐ろしいな。



紅葉様への怨みが格別だ』



薮ちゃんの目が見開かれる



ym「…何、しに来たんだよ」



wk『これ』



和火が出したもの、白の装飾品がついた懐中時計



yb「お前、それ…龍太郎の懐中時計」



wk『つくちゃんが約束したけど渡せないって言ってたからな。



俺が代わりに渡しに来た。



その代わり…お前の懐中時計を渡せ』



和火は俺を指さした



ym「俺の懐中時計?」



wk『そしたらこの懐中時計返すよ』



yb「山田、渡すな。



絶対に渡しちゃダメだ。



紅葉は…ロクなことを考えない」



wk『なんだ、渡さねぇのか。



だったらよ』



和火はポケットから懐中時計を出してネジを押した



すると盤面が出てきて…バグが出てきた



なんで現代にバグが?



wk『ただのバグじゃねぇ。



こうすれば』



和火はもう一回ネジを押した



するとバグはノイズになって和火にまとわりついた



yb「はぁ⁉︎」



wk『力づくで奪うまでだ』

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月6日 13時

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