Noise 2nd (ページ18)

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山田涼介side
　

女性の名前は七虹(ななか)輝

ある人物を消そうと過去にきたがバグが生まれなかったと、自分が犯そうとした罪への罪悪感に耐え切れなかったそうだ

kt『あの人は明日には釈放されるだろうね。

特に異常はなさそうだし』

ym「確かにな…でも」

kt『でも？』

ym「何かが突っかかる。

しのがあんなに簡単に退散したのも。

最悪、パストで対抗すれば良かったのに」

kt『紅葉とユウから戦闘は控えるように言われてたからじゃない？

エモーはその2人への忠誠心はとても高いから』

tk「山田、お疲れ。

今日は俺が担当だから帰って大丈夫だよ。

バグも出なかったし、報告書も書かなくていいから」

高木がコーヒーを渡しながら言う

ym「ありがとう」

そういえば…知念の懐中時計の改良は受けたのだろうか

あと、高木の過去はなんなのだろう

知りたい…という気持ちもあるけど本人が言うまで待つと決めたんだ

俺は出かけた言葉を飲み込むようにコーヒーを飲んだ