探偵社の七不思議 ページ9
『チッ……僕の方に話が回らないように少し大人しくしてたのに』
だって、僕の入社の方が早かったのと、太宰による挑戦回数によるものであるのだが、
「此奴の前職も七不思議の1つだ。確か…………暦川の懸賞金は『140万円だ！』そうだった太宰の倍だったな」
獲物を狩るような目で敦に睨まれる
『もうどうにでもなりやがれ！』
「敦君行け！」
太宰が号令をかける
「取り敢えず、勤め人！」
『次』
「研究職！」
『違う』
「図書館司書！」
『本は好きたが違うな』
「浪人」
『巫山戯んな国木田！』
だんだん違う人も混ざり始めた
「それでは、学生？」
『ナオミちゃんと同じなら嬉しいが違う！』
「作家」
『それは、僕の友人の夢だ』
「そうなんですね、それでは……探偵？」
谷崎の意見に
なるほど、と敦が賛同する
『残念、違うな』
「バーテンダー？」
『違う、
って太宰も入ってくるのか』
「では医者？」
敦が聞く横で谷崎の顔が青くなる
『いや、違うな』
「軍警察はどうだ？」
『違うな』
『よしっ、じゃあヒントを1つだけ教えようか』
「「本当/か/ですか!?」」
『まぁ、僕は普通じゃなかったな』
「それはヒントとしてかなり有益だな」
国木田が驚く
「だけどA、当てさせる気はないのだろう？」
太宰が口をすぼめて抗議する
『まぁ、もう1つヒントをあげてもいいけど1人だけだぞ？』
皆が目の色を変えて、
拳を握る
ジャンケン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
そこには数十分前のように勝ち誇った太宰が立っているだけだった
残り？
負けるごとに撃沈していったな
ナオミが先に負けたから谷崎君のオーラがガチでやばかったな
「さて、ヒントを頂こうか？(黒笑)」
…………うん、怖ぇよマジで
『国木田君、太宰が怖いんだけど？』
「自業自得だ」
なっ！国木田が見捨てた!?
『ちっ、……まぁいい。太宰、耳を貸せ』
「どうぞ？」
といって顔を横に向ける太宰
『((ｺｿｯ…僕が太宰の懸賞金にチャレンジしないのは、太宰の前職を当てることができるからだ。当ててしまったら、倍の懸賞金を僕が払う確率が上がってしまうしな』
「！？」
何だって、
と驚いて目を見開く太宰
『まぁ、それでも君には"まだ"当てれないだろうな』
『僕も、この件では嘘をつかないな』
まぁ、いずれにせよ何時かはたどりつけるだろう
Prrrr Prrrr
電話のコール音が響く
「うん？」
鳴っているのは谷崎のもののようだ
「はい、…………えっ
依頼ですか？」
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携帯ゲーム機
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KiLa(プロフ) - 七海@返事・更新頗る滞りますさん» いつも読んでいただきありがとうございます( *°∀°* )助言ありがとうございました！！次の更新以降になりますが生かそうと思います！これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年4月17日 17時) (
レス) id: 57b204f383 (このIDを非表示/違反報告)
七海@返事・更新頗る滞ります(プロフ) - 初めまして、迚も夢主ちゃんが可愛くて頬を緩ませつつ、一気に読んでしまいました。一つ、助言をさせて頂くならば文末の後に句読点を付けて見ると善いと思うと云う事です(多少なりとも文が引き締まるかと思うからです)更新楽しみに待って居ります。長文失礼致しました。 (2020年4月9日 15時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - 如月時雨さん» 本当に、ありがとうございます！こんな駄作者の作品ですがこれからも頑張っていきたいです!!時雨さんの作品を拝見させていただきましたがとても良い作品で大好きです。これからも、頑張ってください!! (2019年3月11日 15時) (レス) id: 704eb57210 (このIDを非表示/違反報告)
KiLa(プロフ) - 如月時雨さん» (・ω・`;ぁゎゎ ありございます！文才全く持ってないですがこの作品をこれからも読んでくれると嬉しいです！ わざわざコメントありがとうございました！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 79f59f3349 (このIDを非表示/違反報告)
如月時雨(プロフ) - この作品とても面白いです！私も作品書いてますけど、全然違うなぁと思います。作者さん達のペースでいいのでこれからも頑張ってください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: ea3747317d (このIDを非表示/違反報告)
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