混沌へ向かう任務 ページ12
〈樋口side〉
碧菜さんの言っていた通り……
さっきのあの心中さんといい、
この2人の兄妹といい、
探偵社は変n………個性的な人達が多いですね…
──仕事場を出る時はもう少し香水を振った方がいいんじゃないのか?──
あの女性の言葉
意図が全く読めなかった
香水はこれ以上キツくしない方が良いと思うのですが……
私は少し振り返ると2人の兄妹がイチャイチャしている
私も、何時か芥川先輩とあのように……
と思考を巡らせていた
「(ハッ…任務に集中しなくては!)」
探偵社から少し歩き、予定の路地裏で止まる
自分達の世界に入っている2人+1人にも聞こえるように少し声を大きくし
『ここです』
と路地裏を示した
辺りを見回し調査員の青年が、表情を曇らせる
「……おかしい
本当に此処なンですか?ええっとー」
名前が思い出せないようで口ごもっていた青年に、もう一度名乗る
『樋口です』
依頼人の名前を覚えましょうよ……
ですが、流石探偵社と言うだけはあるようですね?
気づくのが早かったですし
「樋口さん無法者と云うのは臆病な連中で−此処はホラ逃げ場がない」
『その通りです』
私は少し口角をあげ髪を束ねる
サングラスを掛け、仕事姿が完成
『失礼とは存じますが、はめさせて頂きました
私の目的は
貴方がたです』
私は先輩に電話をかける
『芥川先輩?予定通り捕らえました
これより処分します』
───────
〈碧菜side〉
「重畳
5分で向かう」
…一葉さんからと思われる電話をとり僕君は返事を返した
『何処に行くんですか?もしかして、始末ですか?』
私は始末なら早く行きたかった
何故か?そんなの簡単ですよ!マシンガン出来るじゃぁないですか!好きなだけ!!←
「…彼処の路地裏だ先にいk
『彼処ですか?彼処ですね!?5分かけて行くなんて────先に行ってますねっ!!』
私はそう言うと返事を待たずに屋上から飛び降りる
フリーランニングにて、路地裏へ最短距離で向かった
───────
〈樋口side〉
先輩との電話を終え、私は銃を探偵社に向かって構えた
『我が主の為 ─
ここで死んで頂きます』
「こいつ…
ポートマフィア……!」
私はサブマシンガンを調査員に向け、容赦なく弾をばらまく
だが、その弾は庇った少女に全て当たり
セーラー服が紅く染まる
そんな中でも、少女は兄を心配する
「ナオミッ!!ナオミしっかりしろナオミ」
その少女が倒れた後、兄からは悲鳴に似た叫びが零れた
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KiLa(プロフ) - 七海@返事・更新頗る滞りますさん» いつも読んでいただきありがとうございます( *°∀°* )助言ありがとうございました!!次の更新以降になりますが生かそうと思います!これからも読んで頂けると嬉しいです! (2020年4月17日 17時) (レス) id: 57b204f383 (このIDを非表示/違反報告)
七海@返事・更新頗る滞ります(プロフ) - 初めまして、迚も夢主ちゃんが可愛くて頬を緩ませつつ、一気に読んでしまいました。一つ、助言をさせて頂くならば文末の後に句読点を付けて見ると善いと思うと云う事です(多少なりとも文が引き締まるかと思うからです)更新楽しみに待って居ります。長文失礼致しました。 (2020年4月9日 15時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - 如月時雨さん» 本当に、ありがとうございます!こんな駄作者の作品ですがこれからも頑張っていきたいです!!時雨さんの作品を拝見させていただきましたがとても良い作品で大好きです。これからも、頑張ってください!! (2019年3月11日 15時) (レス) id: 704eb57210 (このIDを非表示/違反報告)
KiLa(プロフ) - 如月時雨さん» (・ω・`;ぁゎゎ ありございます!文才全く持ってないですがこの作品をこれからも読んでくれると嬉しいです! わざわざコメントありがとうございました! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 79f59f3349 (このIDを非表示/違反報告)
如月時雨(プロフ) - この作品とても面白いです!私も作品書いてますけど、全然違うなぁと思います。作者さん達のペースでいいのでこれからも頑張ってください! (2019年3月10日 21時) (レス) id: ea3747317d (このIDを非表示/違反報告)
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