始末書の行方 ページ11
〈碧菜side〉
｢やぁ、今日呼んだのはね、始末書のことなのだけど｣
…もう何度この台詞を首領から聞いただろうか
『えーっと…』
と言いながら私は目を首領から逸らした
｢"また"提出しない気だろうからねぇ、今回も変わりに芥川くん達と任務遂行してもらおうかな？互いの見張りを兼ねてね｣
首領は笑顔を絶やすことなくこの提案をしてきた
『えぇ、またですか…』
少しムッとした顔で言うと
｢別に鈴芽君が溜まってる始末書を書きt『分かりました！任務受けます！！』」
｢うん、頼んだよ｣
と笑顔で首領は言った
『ところでその任務の内容は何ですか？』
｢それは…虎の捕獲かな？｣
と、虎？こんなビルだらけの都会に？
『えぇっと…？』
理解に苦しんでいると
｢芥川くんに同行すると分かるよ。じゃあ、頼んだよ｣
『…分かりました』
理解は出来ていないので、
とりあえず僕君について行こうと決めた
数十分後…
私は町中に手配書が張り巡らされている張本人の後ろを歩いていた
僕君は細い腕で何か重たそうな黒い鞄を持っていた
｢ゴホ、ゴホ｣
『あの…どこに行ってるんですか？任務は…？一葉さんは…？』
｢樋口とは後で合流する。とりあえず着いてくれば良い(ゴホｯ｣
そう言われても…まぁ、どうせ考えても分からないし、どうでもいいですね←
と自己解決した
暫くあるいていると交番のような所に来た
ん？交番？
『捕まりに行くんですか！？』
驚き、馬鹿なんですかと思っていると
｢愚か者が。任務遂行するだけだ｣
あぁ、なるほど…
僕君は中に入り
｢道に鞄が落ちていました遺失物かと｣
と鞄を置きに言うと
｢おや？あんたどっかで…｣
そんな年配の軍警の声が聞こえた
『凄い。もう看破なされたのですね』
と私は笑顔で僕君の後を追い中に入る
｢やはりこの街の軍警は頗る優秀だ｣
僕君は外套を見せるように操り始めると
｢おい真逆こいつ手配書の…！｣
今更気付いてももう遅い
…僕君は口を歪ませると
瞬きをする間に軍警を惨殺した
僕君に続き私も外へ出るとボタンを渡される
？を頭の上に浮かべていると
｢掃除だ(ゴホｯ、ゴホ｣
その一言で理解した私は
『私がやっていいんですか？』
と目を輝かせて聞くと僕君は小さく頷いた
後ろを振り返り警察署を見ると女性が私達を指さす直前だった、
『させませんよ★』
と私は笑顔でボタンを押した
後ろから大きな爆発音が響いた
そして、何処かへ電話をかける
｢終わった次は？｣
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KiLa(プロフ) - 七海@返事・更新頗る滞りますさん» いつも読んでいただきありがとうございます( *°∀°* )助言ありがとうございました！！次の更新以降になりますが生かそうと思います！これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年4月17日 17時) (
レス) id: 57b204f383 (このIDを非表示/違反報告)
七海@返事・更新頗る滞ります(プロフ) - 初めまして、迚も夢主ちゃんが可愛くて頬を緩ませつつ、一気に読んでしまいました。一つ、助言をさせて頂くならば文末の後に句読点を付けて見ると善いと思うと云う事です(多少なりとも文が引き締まるかと思うからです)更新楽しみに待って居ります。長文失礼致しました。 (2020年4月9日 15時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - 如月時雨さん» 本当に、ありがとうございます！こんな駄作者の作品ですがこれからも頑張っていきたいです!!時雨さんの作品を拝見させていただきましたがとても良い作品で大好きです。これからも、頑張ってください!! (2019年3月11日 15時) (レス) id: 704eb57210 (このIDを非表示/違反報告)
KiLa(プロフ) - 如月時雨さん» (・ω・`;ぁゎゎ ありございます！文才全く持ってないですがこの作品をこれからも読んでくれると嬉しいです！ わざわざコメントありがとうございました！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 79f59f3349 (このIDを非表示/違反報告)
如月時雨(プロフ) - この作品とても面白いです！私も作品書いてますけど、全然違うなぁと思います。作者さん達のペースでいいのでこれからも頑張ってください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: ea3747317d (このIDを非表示/違反報告)
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