もう一人の無感情の妹[鬼滅の刃]

方法 ページ30

珠「どんな傷にも病にも、必ず薬や治療法はあるのです。ただ今の時点では鬼を人に戻すことはできない。ですが、私達は必ずその治療法を確立させたいと思っています。治療薬を作るためにはたくさんの鬼の血を調べる必要がある。あなた達にお願いしたいことは二つ、
一つ、妹さん二人の血を調べさせてほしい。
二つ、できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼からも血液を採取して来て欲しい。」

「禰豆子さんは、今極めて稀で特殊な状態です。二年間眠り続けたとのお話でしたが、恐らくはその際体が変化してる。通常それ程長い間人の血肉や、獣の肉を口にできなければ、まず間違いなく凶暴化します。Aさんは、稀血なので、一応調べさせてほしいです。それと...いえ、なんでもありません」

炭「？そうですか？」

愈「(珠世様は今日も美しい、きっと明日も美しいぞ)」

珠「しかし、驚くべき事に禰豆子さんは、その症状がない、この奇跡は今後の鍵となるでしょう。」

貴『禰豆子(ナデナデ)』

禰「！(ニコニコ)(ぎゅう)」

珠「もう一つの願いは過酷なものになる、鬼舞辻の血が濃い鬼とは即ち、鬼舞辻に、寄近い強さを持つ鬼ということです。そのような鬼から血を採るのは容易ではありません。それでも、貴方達は、この願いを聞いてくださいますか？」

炭「A？」

貴『うん。珠世さんが、鬼の血を調べて薬を完成させたら、禰豆子以外にもたくさんの人が助かりますよね？』

珠「...そうね。」

貴『...ッハ！まずい、伏せて！』

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