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コナンが髪を乾かしリビングへ戻ると、そこにAはいなかった。
「Aさん、上がったよ……あれ?いない……?」
部屋は片付いていた為、寝室にでもいるのかとドアを開けた直後、コナンの後ろからAが声を掛けた。
「ああ、コナン君。寝室のベッドの横に布団敷いているから。」
「Aさん何してたの?」
そう問うコナンにAはどう言ったものかと苦笑いを浮かべる。
「うーん……私達は魔法を使うときに魔力を消費するのだけれど、それを回復するポーションを作っているって言ったらわかるかい?」
「うん、まぁ……ポーションって明美さん、優さんを助けた薬だよね?」
コナンの問いにAは寝室にある棚や抽斗を漁り始めた。
「そうだよ。えっと……あった、このカードをご覧よ。ポーションは生命力……ここの数値を回復するもので、こっちの数値が魔力。魔力は自然回復か私が持ってきたマナタイトって呼ばれる鉱石で回復するのだけれど、マナタイトはこっちじゃ採れないのだよ。」
冒険者カードを見せながらAが説明をする。見たことのない文字にコナンは目を輝かせた。
「だから代替品のポーションを?」
「うん、魔力切れは中々起きないけれど、あった方がいいじゃないか。」
「これは?数字……?」
コナンが先程Aが指した生命力や魔力の数値が並ぶ中の一つを指さした。
「これは幸運だよ。さっき話していたカズマはこれが凄く高くてね。じゃんけんは負け無し、カジノはイカサマ無しで大勝ちさ。私も高い方ではあるけどカズマには勝ったことがないよ。」
そう言ってさらにカードの文字を指しAは説明を続ける。
「で、1番上は力。その下に生命力、魔力ときて俊敏性、器用度、1番下が知力だよ。」
「ゲームみたいな防御力とかはないの?」
少年探偵団と一緒に遊んだゲームを思い出したコナンはそう聞く。Aもこの世界に来て普通に高校生活を送る中で何度かそういったゲームに触れることがあった。そのため、コナンの言いたいことはわかる。
「ああ、それはスキルで補うんだ。これがスキル一覧で、初級、中級、上級魔法に炸裂、爆発、爆裂魔法、高速詠唱、威力上昇なんかもあるね。ほらこれ、このスキルがあるから私は酔いにくいのだよ。」
Aの酔いにくい体質の正体は状態異常耐性というスキルだったのだ。
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耐性系ってクルセイダーのスキルだった気が...
このすばの設定ガバガバ
陳謝m(_ _)m
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透(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます!!そうなんですね、異世界かるてっと僕も観てました!是非アクシズ教へ入信しm((これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年9月29日 18時) (レス) id: 2892050d09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 松田さん推しです!このすばは異世界カルテットで知ってるのですが推しは決まってないですこれからも無理せず頑張ってください! (2020年9月27日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!! (2020年8月27日 11時) (レス) id: 2892050d09 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ好みの作品でした!!!これからもがんばってください!!応援します!更新楽しみに待ってます! (2020年8月26日 21時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透、恋 | 作成日時:2020年5月6日 18時