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ページ25

「さがって下さい。」

通報に警察官2人が駆けつけた。1人が被害者の横に屈み、もう1人に指示を出す。

「レストレード警部に連絡だ!」

「ねぇ、コナン君。レストレード警部って……」

「ああ、多分……」

Aの問いにコナンが呟いた。Aは本好に勧められるがままに、有名な推理小説の類は大方読破していた。



ジャック・ザ・リッパーが出た通りから移動し、11人は橋の上でこれからどうするかを話す。

「ったく……犯人を捕まえろったって、どこを探しゃいいんだよ。」

「朝になるまで、待つしかありませんね。」

諸星が呟くと、光彦はコナンにそう言った。

「寒い……」

半袖の歩美が腕を擦りながらそう呟く。それを聞いたコナンは自身のジャケットを脱いで歩美に渡した。

「これ着ろよ。」

「わぁ!いいの?」

光彦も上着を脱ぎ灰原に手渡す。

「灰原さん、上着をどうぞ。」

「あら、ありがとう。」

2人を見た元太が上着を脱いで蘭に言った。

「これ着ろよ。」

「それじゃあ元太君が……」

それにAさんの方が……と蘭はAを見る。Aのドレスは踝まであるものだが、肩は剥き出しである。

「私は大丈夫だよ。これもあるしね。」

そう言いながらAは羽織っているショールを指す。

「聞こえるかコナン君、阿笠じゃ。」

突然、上から阿笠の声が聞こえた。全員が上を見る。

「聞こえるよ、博士!」

「よーく聞くんじゃ。そのステージでは、傷を負ったり警官に捕まったりすると、ゲームオーバーになるぞ。今君達がいる場所は、イーストエンドのホワイトチャペル地区じゃ。そこから……」

しかし、阿笠の声は途中で掻き消され聞こえなくなった。

「どうしたの博士!聞こえないよ!」

コナンがそう言った直後、橋が中央から崩れ出した。慌てて逃げるが、菊川が間に合わずに落ちる。コナンが崩れた橋から身を乗り出し菊川の手を掴んだ。

「掴まって!」

蘭やA、少年探偵団が手伝い彼を引っ張り上げた。

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(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!続き気になりますか!?じゃあ更新てi((嘘ですごめんなさい“〇| ̄|_更新頑張りますっ! (2020年4月3日 17時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2020年4月2日 16時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 斑鳩様コメありがとうございます。す、すごく好き!?マジですか頑張ります!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩(プロフ) - すごく好きです!更新応援してます (2020年3月23日 19時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月20日 17時

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