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「研二〜陣平〜」
スーツ姿の萩原と松田にAが後ろから声をかけた。
「え、おまっ!」
「!……ドレス似合ってるな。」
Aは
「ん?あれって……」
萩原の言葉にAが振り向くと、そこには見知った小学生5人と高校生2人。そばにいる男は彼等の保護者だろう。
「哀ちゃん!!」
Aが灰原に駆け寄り抱き締める。
「Aさん!?」
蘭と園子が驚き名前を呼んだ。Aが灰原を離して立ち上がると、本好、萩原、松田の3人がやって来た。
「うわっ、イケメン!」
「お美しい!」
園子と小五郎の声が重なる。園子の視線は萩原と松田に、小五郎の視線はAと本好に向けられていた。
「蘭ちゃんに園子ちゃん、皆も来ていたんだね。そちらは?」
「うちの父です。ほらお父さん!ちゃんとして!!」
娘に叱られる父。それでも酔いが回っているのかフラフラとしている。
「どうも、私はAAです。娘さんとは仲良くさせていただいてます。」
「私は本好バイト先古書店店主。古書店で店主をしています。Aの雇い主ですね。」
「毛利蘭です。父は毛利小五郎、探偵をしています。」
酔っている小五郎の代わりに蘭が本好とAに挨拶をする。それに萩原、松田、園子も続いた。
「あーAお姉さんもゲームのバッジしてる!!」
「本当ですね!!」
歩美と光彦がAの胸元を見てそう言った。
「ん?これかい?これはね、そこのバイト先古書店店主姉さんが知り合いから貰ってね。要らないって言うから私が貰ったんだよ。」
「ちぇっ……いいなぁ。」
Aの説明に元太が羨ましがる。しかし、Aが持っているのは1つだけ。子供達全員に渡すことが出来ないため、誰か1人に渡すわけにもいかない。
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透(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!続き気になりますか!?じゃあ更新てi((嘘ですごめんなさい“〇| ̄|_更新頑張りますっ! (2020年4月3日 17時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2020年4月2日 16時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - 斑鳩様コメありがとうございます。す、すごく好き!?マジですか頑張ります!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩(プロフ) - すごく好きです!更新応援してます (2020年3月23日 19時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月20日 17時