・ ページ2
「4人……?」
「うん。あれ?言ってなかったっけ?」
トロピカルランドの前に集まったA、本好、萩原、松田の4人。本好だけは、やっぱりかとその光景を眺めている。
「チケットを貰ったのは私よ。複数人でとはいえ、Aと1日遊べるんだから感謝しなさい。」
てっきり
「警察?」
少し先に人だかりが出来ている。近付くとそこはミステリーコースターの乗降場所だった。
「おお!松田君、久しぶりじゃないか。」
建物の外にいた目暮が松田に話しかける。
「警部、彼等は……?」
目暮の後を追って建物から出てきた高木。彼は松田が爆発物処理班に戻された後に捜査一課に配属されたため、松田のことを知らなかったのだ。
「彼は松田陣平君、以前捜査一課に所属していたんだ。」
そう言い目暮は萩原、本好、Aの順に目を向けた。それに気付いた萩原が名乗る。
「俺は萩原研二、爆発物処理班です。で、こっちは俺のかn」
「
勝手な紹介を始めた萩原を本好が強引に遮る。
「で?警部さん、何があったのかい?」
「ん?ああ、殺人事件がな。まぁ工藤君が解決してくれたが。」
刑事2人の友人だからいいと思ったのだろうか、目暮がAの問いに答える。
「え?工藤って、あの高校生探偵の?」
「え、何、Aちゃんファンとか……」
「はぁ!?」
若干食いつきを見せたAに萩原が恐る恐る問う。それを聞いた松田もAに視線を向ける。
「まさか、最近よく聞くなとは思うけれど。ねぇ、姉さん。」
「2人で目立ちたがり屋って話はしたわね。」
Aが本好を振り向いてそう言った。本好もそれに頷く。それを聞いた目暮も否定は出来ないようで、苦笑を零していた。
4人が米花町へ戻りAの家で夕食をとっていた時、外から爆発音がした。A以外の3人は驚くが、Aは落ち着いている。
「向かいの家だよ。確か、阿笠さんっていったかな。たまに爆発しているけれど、発明家らしいし実験でもしているんじゃないかな。」
そう言い何事も無かったかのように食事を再開した。
75人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!続き気になりますか!?じゃあ更新てi((嘘ですごめんなさい“〇| ̄|_更新頑張りますっ! (2020年4月3日 17時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2020年4月2日 16時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - 斑鳩様コメありがとうございます。す、すごく好き!?マジですか頑張ります!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩(プロフ) - すごく好きです!更新応援してます (2020年3月23日 19時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月20日 17時