このマンションに爆弾を! ページ9
Aがこの世界に来て既に2ヶ月過ぎた。
アクセルの街で爆裂魔法が日常的になったように、元々あちらの人々は適応力が高い。Aがこの世界、もとい米花町に慣れるまでにそう時間はかからなかった。
ふた月経つと、この魔法が無く科学が発達した世界での暮らしにも慣れ、人目に触れぬよう
その日、Aが目を覚まして行動を始める頃には、既に太陽は高く昇っていた。
「ん〜……よく寝た……」
次の日が休日で学校も無いため昨日は遅くまで実験をしていた。
──この世界でポーションは作れるのか?──
Aはひと月以上調べた結果、現状それは不可能だと判断した。ポーション精製の原料となる薬草が無いのだ。
「薬草が無いなら作ればいい……とは思ったけれど、植物に手当り次第魔力を流しても枯らしてしまうし...」
先日ようやく‘ヨモギ’はある程度の魔力を流しても枯れることは無いと判明したばかり。ベランダにはいくつかの、ヨモギが植えられたプランター。ここ数日は流す魔力を段階的に増やし、どこまで流すと良いのか検証している。
と、そこで目が覚めた理由を思い出した。
「外が騒がしいな。」
そこはマンションの20階。いつもは静かな玄関の外に多くの人の気配がする、と気になったAは様子を見に外へ出ることにした。
Aは寝間着からいつもの服に着替え、マントを羽織った。
「“ライト・オブ・リフレクション”」
玄関の扉を開ける前に魔法をかける。
そっと扉を開け外に出ると、廊下の奥、エレベーターホールに10人近い人がいた。それも住人などではない。
(何があったのだろうか……?)
Aは彼等に悟られないよう近付き、様子を伺った。
ーーーーー
待って下さいここに来てやっと魔法ですよ、ま・ほ・う!!
いやぁ、一応脳内では登下校に隠れてテレポートとか使ってる設定なんですけどね。
投稿初日に100hit超、評価3人、お気に入り2人、更にはコメントまで頂けるとは...神様が沢山おられる!多神教か!
閲覧、評価、お気に入り、コメント本当にありがとうございます!!
頑張って更新しますので、これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
78人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透(プロフ) - ハル様、ありがとうございます!早速更新させて頂きました。早く本編入りたi(( (2020年3月10日 12時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年3月9日 18時) (レス) id: dc375a48b4 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - 氷水様、ありがとうございます!頑張らせていただきます!! (2020年3月5日 13時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - コメント失礼します。このすばは見たことはないのですが主人公ちゃんのキャラが好みですし、話の書き方も好きです。無理しない程度に更新頑張ってください! (2020年3月4日 17時) (レス) id: 4858e75997 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月4日 0時