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落下し近付いてきた影が、段々と人の形に見えてきた。観覧車の向こう、木が植えられた自然豊かな公園になっている場所に落ちていく。

「やっぱり彼ですよ!!」

「松田君!!」

白鳥がそう言うと佐藤が駆け出した。この高さではどうなるか解らないということも、彼等の頭には無かった。



「っ!!……あー生きてる……のか?」

Aが去っていった数分後、漸く起き上がった松田が呟く。所々痛む箇所はあるが、爆発、100mの落下を経験した後とは思えない程である。

「すげぇな……あそこから落ちてきたのか……」

止まったままの観覧車。松田はその頂上付近にある、黒煙を上げている場所を見上げた。

「松田、君……?」

座っていた松田の右側から、佐藤の声が聞こえてきた。

「え……まさか、本当にあそこから落ちて……?でも……」

「ああ……ほんと、なんでだろうな……」

‘内緒’と言ったAの姿を思い出しながら、松田はそう呟いた。

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(プロフ) - ハル様、ありがとうございます!早速更新させて頂きました。早く本編入りたi(( (2020年3月10日 12時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年3月9日 18時) (レス) id: dc375a48b4 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - 氷水様、ありがとうございます!頑張らせていただきます!! (2020年3月5日 13時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - コメント失礼します。このすばは見たことはないのですが主人公ちゃんのキャラが好みですし、話の書き方も好きです。無理しない程度に更新頑張ってください! (2020年3月4日 17時) (レス) id: 4858e75997 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月4日 0時

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