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「くそっ!遅かったか!!」
「しかし、正午までまだ30分はあるんですが……」
警察が現場に着いた頃には、既に現場は大混乱に陥っていた。
「警察よ!何があったの!?」
佐藤が警察手帳を見せながら、近くにいた職員に問う。
「そ、それが……突然制御盤が爆発して、観覧車が止まらなくなったんです!何とか乗客は降ろしたんですが……」
「で?72番目のゴンドラは今、どの辺りに……」
「ああ……それなら丁度、今下に……」
職員がそう言いひとつのゴンドラを指さす。
「おっと……円卓の騎士は待ってなかったが……代わりに妙な物が座席の下に置いてあるぜ……」
示した先には、1台のゴンドラと中を確認する松田の姿があった。
「ま、まさか爆弾!?」
白鳥の言葉には答えず、松田はそのままゴンドラに乗り込む。
「ちょ、ちょっと松田君!?」
「大丈夫……こういうことは、プロに任せな……」
松田が佐藤の制止にそう答えると、ゴンドラの扉が閉まった。
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透(プロフ) - ハル様、ありがとうございます!早速更新させて頂きました。早く本編入りたi(( (2020年3月10日 12時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年3月9日 18時) (レス) id: dc375a48b4 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - 氷水様、ありがとうございます!頑張らせていただきます!! (2020年3月5日 13時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - コメント失礼します。このすばは見たことはないのですが主人公ちゃんのキャラが好みですし、話の書き方も好きです。無理しない程度に更新頑張ってください! (2020年3月4日 17時) (レス) id: 4858e75997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透、恋 | 作成日時:2020年3月4日 0時