・(このアルバイトに再会を!) ページ16
3人は奥にある畳の部屋に入る。お茶を入れにAが奥に入っていった。
「で?君、誰よ?」
本好が萩原に問う。
「俺は萩原研二。警察k」
「職業は警察官。今は知らないけれど4年前は爆弾処理班所属。年齢不明、性別は見ての通り男だと思うよ。約4年前のマンションで起こった爆弾騒ぎでは、解体し損なった爆弾を避難していなかった私が窓の外に飛ばした。……冷たいのでよかったかい?」
萩原の言葉を遮りそう言いながら、お盆に3つのグラスを乗せてAが戻ってきた。3人は正方形のテーブルを囲むようにして座った。
「うん、ありがとう……じゃなくて、ちょっと待った。最初のはスルーしておくとして、4年前の爆弾騒ぎってあの?マンションの20階に爆弾が置かれて住民が避難した……」
「やっぱり……って、俺は26歳男、今も警視庁警備部機動隊爆発物処理班所属。本当にAちゃんだったんだよね?」
2人が身を乗り出してAに問う。
「姉さん、私その20階に住んでたのだよ。五月蝿いなって思って外に出たら爆弾があったのさ。」
「「何で避難してなかったの!?」」
あっけらかんと告げるAに、萩原と本好が声を揃えて言う。
「何故って……寝てたからかな?あの日は朝まで実験してたしね。それと、ついでに言えば萩原さんと会ったのはその2ヶ月くらい前だったと思う。銀行強盗に居合わせせたときだね。」
「はぁ……まったくアンタは。どうせ銀行強盗もAが倒したんでしょう?」
「あー……あの後俺、大変だったんだよな。Aちゃんに事情聴取逃げられて。」
溜息を吐きジト目でAを見る本好と、何故逃げたのかと視線で圧をかける萩原。
「そうだけれど……ごめんって。私面倒臭いこと嫌いだからね。」
「そう……じゃあA、店番頼んだわよ。鍵閉めるのだけ忘れないでね。」
過去の事件をAが全て解決、そして萩原は彼氏でも何でもない。Aが初めて連れてきた
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透(プロフ) - ハル様、ありがとうございます！早速更新させて頂きました。早く本編入りたi(( (2020年3月10日 12時) (
レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年3月9日 18時) (レス) id: dc375a48b4 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - 氷水様、ありがとうございます！頑張らせていただきます!! (2020年3月5日 13時) (レス) id: 290daac57c (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - コメント失礼します。このすばは見たことはないのですが主人公ちゃんのキャラが好みですし、話の書き方も好きです。無理しない程度に更新頑張ってください！ (2020年3月4日 17時) (レス) id: 4858e75997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透、恋 | 作成日時：2020年3月4日 0時
