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「私には関係ないって？
関係なくないじゃん、
こんなのまで貰っちゃって。」
今一度ジョングクが私の手首を掴むと
ブレスレットが大きく揺れた。
ジョングクは
私がジミンを好きになると思っているんだ。
私の気持ちを知らないから。
幼馴染という肩書きの私達は
姉と弟の様な
友達以上恋人未満の様な
それだけだと思ってるからだ。
喉の奥に何が込み上げてくる物があったけれど
口を強く結んで押し込んだ。
じゃなければ
要らない事を言ってしまいそうだった。
「私だって、好きな人いるから。
ジョングギが思う様な事にはならないよ。」
思えば恋愛の話をしたのは
今日が初めてだ。
好きとか嫌いとか
そんな話ジョングクとはした事がなかった。
私もジョングクからそういう話を
聞きたくなかった、というのもある。
ジョングクの丸い目が
私の目を追う様に揺れている。
動揺、だ。
でも自惚れたりはしない。
だってもし"そう"なら私達はとっくに
恋人になってた筈だから。
「もし、好きになったら
Aが悲しむだけだよ。
俺は見たくないからね、
そんな風になるA。」
ジョングクは
敢えてそこに触れなかった。
そして
触れなかった事に対する動揺した目を隠す様に
少しぶっきらぼうにそう言った。
幼馴染の枠内での言葉に
私はただ"分かってるよ"と
答える事しかできなかった。
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のぐり(プロフ) - ぱんださん» ぱんださんありがとうございます。勿体ないくらいのお褒めの言葉励みになります！もう少し一緒にお付き合い下さいね！ (2021年8月14日 21時) (
レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ゆっぴさん» ゆっぴさんありがとうございます。読み返して頂けるなんてありがたいです！毎日少しずつ頑張ります！ (2021年8月14日 21時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - えまさん» えまさんありがとうございます。まだ続きますので最後までお付き合いして下さると嬉しいです！ (2021年8月14日 21時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - この後、ジミナに会えるのかな〜。もうすれ違ってほしくない。けど、お話もすごく入り込めちゃうくらい素敵な文章で終わってほしくないです。 (2021年8月14日 9時) (レス) id: 9aaf346f9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - のぐりさんの文章が大好きです。ジミンペンなので尚更ツボです！毎日読み返してはキュンキュンしています。更新楽しみにしていますね♪ (2021年8月14日 8時) (レス) id: 0750616c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年8月8日 23時
