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他のメンバーの撮影中に
ジョングクと隣同士で携帯を触って
時間を潰していた。
俺は2桁になったカカオトークのバッヂを
消化している最中。
友達が結婚するという報告に
もうそんな年齢かとしみじみしたりした。
その処理が終わってやる事がなくなって
隣のジョングクの肩に寄りかかって
ちょっかいを出してみる。
「ジョングガー、暇だー」
「さっきまで携帯いじってたくせに。」
鼻で遇らうジョングクは
特に抵抗もせず携帯をいじり続けていて
その画面に大量の写真が並んでいる。
殆どが顔見知りで埋まってるし
俺の写真も馬鹿程ある。
特にやる事もないし
ジョングクは俺の頭を重いと退ける気もないし
そのままジョングクの携帯の写真達を
一緒に追う。
「あ、ちょっと待って」
頭を退けられるより先に
自分から頭を上げた。
そして
適当にスクロールし続ける
ジョングクの指を止めたのも俺で
「これ誰？」
それを別段気にする様子のないジョングクに
一枚の写真をタップして尋ねた。
データではなく
アナログな写真を
携帯で撮った物だ。
拡大するまでは確信がなかったけれど
画面いっぱいにその一枚だけになると
やっぱり見覚えのある人物が
二人写っていた。
と同時に
"なんで"
"どうして"
という言葉が頭の中を回り出す。
「これ俺とAです。」
"俺は見れば分かるでしょ"
と笑ったジョングクの声が
酷く遠くに聞こえた。
記憶の中のあの子が
Aとして写っていたから。
幼いジョングクの隣で。
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のぐり(プロフ) - ぱんださん» ぱんださんありがとうございます。勿体ないくらいのお褒めの言葉励みになります！もう少し一緒にお付き合い下さいね！ (2021年8月14日 21時) (
レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ゆっぴさん» ゆっぴさんありがとうございます。読み返して頂けるなんてありがたいです！毎日少しずつ頑張ります！ (2021年8月14日 21時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - えまさん» えまさんありがとうございます。まだ続きますので最後までお付き合いして下さると嬉しいです！ (2021年8月14日 21時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - この後、ジミナに会えるのかな〜。もうすれ違ってほしくない。けど、お話もすごく入り込めちゃうくらい素敵な文章で終わってほしくないです。 (2021年8月14日 9時) (レス) id: 9aaf346f9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - のぐりさんの文章が大好きです。ジミンペンなので尚更ツボです！毎日読み返してはキュンキュンしています。更新楽しみにしていますね♪ (2021年8月14日 8時) (レス) id: 0750616c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年8月8日 23時
