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何処に連れて行かれるのかなんて
思う間も無くドアを出て数歩進んだ所で
"あ！見つけた！"と少し遠くから叫んだ
テヒョンの声で立ち止まる事になる。
だから私もそのタイミングでジミンの手を
ブンと振り払ってみる。
「ねぇ、何なの？」
そう言ったのは
パタパタと小走りで近付いて来たテヒョンでも
手を振り払った私でもなく
いつもと違う表情を浮かべたジミンだった。
「は…？何って」
「いつからあそこにジョングギといたの？
俺の手はこうやって簡単に払うくせに
ジョングギには同じ様にしないわけ？」
「は…はぁ？！
何でそんな事ジミニに言われなきゃいないわけ？！」
いつもみたいに拗ねる様ないじける様な
そんな振る舞いではなくて
口調を荒げるどころか
私の言葉にそっぽを向いて呆れた様な表情まで。
駆け寄って来たテヒョンも何事かという顔で
私とジミンを交互に見てるし
さっき出たばかりの部屋の中からは
ジョングクとジュリが出て来た。
何だと言うんだ。
急に一方的に強い口調で
怒った様な顔してーーー
走ってもないのに肩で呼吸をしてる様な
ジミンの横顔に段々苛立って
「大体、私が何処で誰と何しようが、
ジミニに関係な」
いつの間にか私まで肩で呼吸をしながら
何か言ってやろうと大きく出たのに
「好きだって言ってんのに
関係ないわけないだろ！」
一際大きなジミンのその言葉に
遮られて不完全燃焼のまま終わる。
ジミンの背後の数メートル先には
ジョングクとジュリがいる。
私とジミンの隣にはテヒョンがいる。
何ならここにはスタッフだって大勢いて
何人かが何の騒ぎかと通路に出てきてしまった。
なのに私は身動き一つ取れないまま
ジミンの色素の薄い瞳を見つめていた。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
