２人で歩く帰り道 ページ14
帰り道
私は口を開いた
A 「…しょーと」
轟 「…ん？」
A 「私って本当に知力がないよね」
轟 「……」
しょーとは無言で耳を傾けてくる
A 「作戦を立てるのに時間がかかるし、考えが浅いし、キャパのことをすぐ忘れて作戦立てちゃうし……個性強いねってよく言われるけど、個性が強いだけじゃだめ。……しょーとみたいに個性が強くて作戦を練るのが上手い人が羨ましいな」
私はたくさんの個性を操れる
けど、あらゆる知識をもち、作戦を練るのが上手い人が持つのに向いている個性。
いろんな個性をフル活用して戦うのが普通。
だけど、私にはそれが出来ない
しょーとは知力が高いから、半冷半熱をフル活用して上手い戦いができると思う。
個性が私に合ってないって感じかな…
轟 「……そこで立ち止まってても意味ねぇぞ」
A 「……」
轟 「そういうのは、これからヒーロー科で学んでいくうちに、自然とついていくものだと思う。俺は……………昔親父から叩き込まれたからかもしれねぇ………(ボソっ」
轟 「焦らず進んでいくのが近道なんじゃねぇか？」
……そういうものなんだ
私、ずっと焦ってたのかも
そーだよね
"空白の5年間"をこれから埋めればいい
A 「……！そうだよね。ごめんね、私焦ってた」
轟 「……俺、実はお前が少し羨ましく思えるんだ」
A 「え………？」
私が……羨ましい？
何故……？
A 「なんで……？」
轟 「"崩壊"………お前は自分の個性として受け止め、ちゃんと自分のものにしているだろ？……俺は、左を自分のものとして受け止めることがまだできてねぇんだ」
………！
なるほど……
そうなんだ
私決勝戦見てないからわかんないけど、この様子だと使ってないな、左。
でもさ
A 「しょーとだって、同じじゃん！」
A 「これから少しずつ受け止めていけばいい。そのために、行動しなきゃ！！」
轟 「行動…？」
A 「うん。……それはしょーと自身が考えなきゃだよー！何かに関わっていくうちに考えが変わるって、よくあるんだよー？誰かが言ってた気がする！」
しょーとは一瞬少し目を見開き、すぐに微笑んだ
轟 「そうだな………ありがとな」
私は胸がトクン、と鳴った気がした。
……なんだろ。
まぁいいや
これから生きる中で、きっとこの事も知れるはず
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あにー - こんにちは！アンケート、�△任�願いします！応援してます！頑張ってください！ (2018年8月9日 13時) (
レス) id: a7279331b9 (このIDを非表示/違反報告)
たぬたぬ - こんにちは！アンケートですが、�△瞭以�園がいいです！！これからも頑張って下さい！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: 1b9a294975 (このIDを非表示/違反報告)
よねよねCLUB - こちらで投票を受け付けております！皆さま、よろしくお願いします。 (2018年8月6日 23時) (レス) id: fbd8312aef (このIDを非表示/違反報告)
よねよねCLUB - えっぐさん» えっぐさん！！ありがとうございます！！お互い頑張っていきましょー☆ (2018年7月21日 21時) (レス) id: fbd8312aef (このIDを非表示/違反報告)
えっぐ(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも応援してます！！ (2018年7月21日 19時) (レス) id: 3205ee258a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よねよねCLUB | 作成日時：2018年7月21日 10時
