今日:5 hit、昨日:14 hit、合計:23,727 hit
小｜中｜大
11 恋物語を聞かせて ページ12
トントンと別れてすぐに向かったのは図書館。今日はマンちゃんとエミさんがいる筈だから恋について詳しく聞けるに丁度いい。え？エミさんは……ほら、本読んでるから。
『っマンちゃーん！』
os「？Aちゃん！どうしたん？」
em「おや。Aさんも紅茶淹れますね。」
『ありがとうエミさん。』
マンちゃんの目の前の席に座りあぁぁあ…と思い切り伸びた。どうしたの？と優しく聞いてくれるマンちゃんに実はねぇ、と今日あった事を話した。
os「…え、今気付いたん？」
『へ？うん。恋って分からなかったもん。』
os「……えぇぇえ？！」
『え、そんなに驚く？』
em「どうされたんですオスマンさん」
os「Aちゃんが、Aちゃんが…今更恋心を自覚しためう…」
em「……えっ」
『え、エミさんもそんな固まる？ねぇちょっと待って』
マンちゃんとエミさん曰く"前から恋をしてる様に見えた"だそう。なんでも視線がいつの間にか彼を追っていたそうで。私は嘘だぁ…と机に突っ伏して頭を軽く振った。
os「まぁ…でもよかっためう！Aちゃんが恋する乙女になって、なんか楽しそうやし」
em「ふふ、全力で応援しますね」
『ありがとうエミさん…。あ、絶対にリアには言わないでね。』
em「？はい」
os「あ、ショッピ君はええの？」
『あの人はどうせ気付いてるしね。変わらん』
os「(扱い慣れてる…)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノエル・ウィール | 作成日時：2020年2月26日 19時
