6colors Noel 2

No.48 告白 ページ11

「お、俺と付き合ってください！」

体育棟の裏。
人気のない場所。
誘われた時点でどういうつもりか分かる。
ドラマか小説の情報←

『…ごめんなさい。
私、オシャレとかしないから…
付き合う自信はないです。』

断る。緊張でなぜか同級生に向かって敬語。
この男子、個人的に話したりする仲ではないから私のことよく知らないだろう。
付き合ったらそれこそゲーマーで全身灰色の服着てる女にドン引きする…
確かにって思ったやつ、許さねぇぞ(⌒‐⌒)

「そっか。諦めるよ。
望月ってさ...
あの5人の誰が好きなの？」

誰が好き！？
突然の質問にたじろぐ。

「女子達には言いたくないけどさ、
絶対あの5人お前のこと好きだって！w」

『そうか？』

好き？
それどころか迷惑をかけている。
学園祭の時だって...

タ「Aー！帰ろう！」

突然のご本人登場。
タップは私の奥にいる男子に気が付いたようで、
タ「あっ、ごめん。邪魔しちゃった？w」
と決まり悪そうに言う。

「全然。見事にフラれたよw」

遠くの角からひょっこりラムザさんも出てきて、男子に別れを言って6人で帰ることにした。



帰り道、動画の話をして盛り上がる6人。

あ「この前の脱獄のやつ、案外好評なんだよねw」

ラ「タップ出てないけどなw」

タ「PS3買いなおさないといけないっぽい...」

ア「A？」

『…んっ？』

やっぱり5人で誰が好きか、なんて、
決めちゃいけない気がする。



もう11月。
もうすぐリア充の季節だ。
いっそのことリア充になっておけば良かったかもしれない←



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ひそかに新作を書き始めているゆでたまごです。(言ったらひそかじゃない)

お気に入り登録者7人、ありがとうございます！
ぜひ評価、コメントしてくださると作者は一気に20話くらい投稿します。(嘘)

ともかくこれからも宜しくお願いします

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