７ 雪 有 ページ8
亮〔洋服持ってくるね〕
「はぁはぁ、ありがとうございます……」
深〔阿部ちゃん！ちょっと待って。〕
亮〔ん？〕
何話してるんだろ……
聞こえない…
ーーー
あれ、私誰かに揺さぶられてる…？
深〔Aちゃん！Aちゃんってば！〕
「んっ……深澤くん？」
深〔はぁ、良かったぁ……〕
「あれ、いつの間に、着替えたんですか？はぁ」
深〔さっきだよ。着替えて戻って来たら皆がAちゃんを囲んで、名前を叫んでるんだもん。びっくりしたよ笑〕
大〔だって、なんか静かだなぁって思ったらAちゃんの意識ないんだもん！そりゃ叫ぶって〕
「……ごめん、なさい？」
舘〔でもまぁ、意識が戻ってよかったよ。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ〕
「っ/// はぁはぁ」
亮〔ただいまぁ。〕
深〔お帰り、どうだった？〕
亮〔ふっかの予想通り。ちょっと外に出て買ってきた〕
深〔いくら？〕
亮〔ん？あ、別にいいよ、これくらい〕
深〔そっか。Travisの誰かには伝えた？〕
亮〔閑也がメンバーに伝えてくれるみたい〕
深〔なら大丈夫か〕
亮〔Aちゃーん、着替えられるー？〕
「力入んない……」
亮〔座ったまんまでも大丈夫だよ。それでもムリ？〕
「多分大丈夫です」
亮〔あのねー、少し言い辛いんだけど……〕
「なんですか？」
亮〔Aちゃんの私服、切られてた〕
「っ！！」
亮〔誰がなんの為にこんな事をしたのかは分からないけど、とりあえずさっき服買ってきたから、これ着て？〕
「……ありがとうございます」
岩〔大丈夫？さっきTravisに聞いたけど今日のお気に入りだったんだって？〕
「はい。でも、犯人は分かってるので…」
雪〔え！？〕
「なにもそんなに驚くことはないでしょう？」
深〔もしかして、あのスタッフ？〕
「だと思います。私のこの切られた衣装に合わせて皆も切ってくれた時、ちょうどそのスタッフが入ってきたんですよ。それで楽屋出る時にニヤって笑ったんです」
翔〔んだよそいつ。どんなやつ？潰してやる〕
舘〔翔太、落ち着け〕
翔〔……分かったよ〕
亮〔とりあえず、着替えられる？〕
「皆見ないでくださいね？」
深〔じゃあ一旦楽屋から出るか〕
「ラウは、残ってて？」
ラウ〔なんで？〕
「もし途中で何かあったら困るもん」
深〔じゃあ俺ら外にいるよ〕
「ありがとうございます」
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作者名：みーたん | 作成日時：2019年4月27日 15時
