１０ 雪 有 ページ11
ASid
スタッフが入ってきた時点で、やばいと思った。
でも、止める事なんて出来ない。
私はとにかくスタッフがいなくなるまでは我慢した。
あのスタッフの前でこうなる事は絶対に嫌だったから。
嫌がらせが更に酷くなるに決まってる。
ひーちゃんに抱き抱えられて大丈夫って言われてる
うちに安心して涙が溢れてきた。たっちゃんはびっくり
してたけど笑 それでも大丈夫って声をかけてくれる。
私、優しい人達に恵まれてるんだね……
メンバーじゃないけど←
でも、松松がすぐにメンバーを呼びに行ってくれた。
「はぁっ、ひか…たつ…(泣)」
如〔Aちゃんっ！〕
「はぁはぁ、のえ？」
翔〔……よく声だけで分かるよな〕
「そりゃ、分かるよ……はぁはぁ」
ーーー
深澤Sid
如恵留がきて、後からどんどんメンバーが入ってくる。
翔太の呟きに反応したと思ったら、急に力が抜けた
みたいになるAちゃん
照〔Aちゃん？Aちゃんっ！〕
如〔Aちゃん！〕
翔〔まじかよ、どういう事だよ……〕
落ち着け、落ち着くんだ俺！
こういう時こそ落ち着かなくちゃ……
……救急車呼ぶ？
そうしたらなにか対応してくれるよね？
深〔救急車…〕
亮〔え？〕
深〔救急車呼ぼう！〕
如〔分かりました！〕
深〔あと、付いてく人ふたり決めよう〕
目〔……如恵留くんと深澤くんでいいと思います〕
深〔分かった。〕
閑〔救急車呼びました〕
深〔ありがとう。すぐ移動できるように準備して〕
照〔Aちゃーん、聞こえるー？〕
照〔反応なし、か〕
しめ〔皆聞いてください！今この辺で交通事故が起きて渋滞ができてます〕
大〔まじかよ……〕
深〔Aちゃん…〕
深〔なぁ！目さましてくれよ！〕
翔〔Aちゃん、このまま意識戻らなかったら？〕
照〔翔太っ！〕
翔〔……悪い〕
ラウ〔Aちゃん、聞こえるー？聞こえたら手握ってー？〕
ﾋﾟｸｯ
深〔Aちゃん？Aちゃんっ！〕
ｺﾝｺﾝ
照〔はい〕
救〔こちらで意識を失っている方がいるとお聞きしたんですが〕
亮〔こっちです〕
救〔すぐに搬送します。どなたか同伴お願いします〕
深〔俺とこの人が行きます〕
救〔ではなるべく急ぎましょう〕
ーーー
救急車呼んだことないからよく分かんないです！笑
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作者名：みーたん | 作成日時：2019年4月27日 15時
