カフェのオーナー

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sideA


新作ケーキなににしよっかなぁ
やっぱり季節物？いや、でもなあ、、、、

悩んでても決まらないし、
とりあえずシフト作ろっと


カタカタカタカタカタ

皆よくシフト入ってくれるから
決めるの簡単でいいや笑


来月にでもお店のみんなでご飯でもいきたいんだよね
みーちゃんに相談してみようかな

なーんて、呑気に考え事しながら
シフトを考えていた時


ガチャッ


急に事務所のドアが開いた


「のーんちゃん！」



『ん？みーちゃんどーったの？なにかあった？』



Aに抱きつきながら話す美海


「いや、なにもないよん
個室のお客様がね、景色の写真ブログにあげてもいいかって聞かれたから
それの確認にきたの！」



景色の写真かあ、ブログねぇ、
んー、どうしよっかな


「ちなみに、そのお客様ね私の知り合いなんだ！笑」



『友達？あ、個室のイケメン？笑』



「そーそー！
お兄ちゃんの友達なの！笑」



みーちゃんのお兄さんって有名人じゃなかったっけ？
そんな人の友達って事は
個室のお客様も有名人？
そんな人のブログにうちの店の景色？
うわぁ、悩むなあ、、、、


「ねえ、A」



『なーに？どした？』



「今悩んでるでしょ？
私のお兄ちゃんの友達だから、有名人かな？
そんな人のブログに載ってもいいのかな？って笑」




『さすが親友様だね笑
そうだよ。悩んでる。
有名人だったら、影響力もあるだろうし
私は有名人パワーでお店を人気にしたい訳じゃないの
知ってるでしょ？笑』



「知ってるよー。笑
まあ、１回会ってみたら？笑
どんな人なのか、Aが確認してから掲載許可出すか
出さないか考えてもいいんじゃないかな？笑」




ガタンっ
Aが椅子から立ち上がる


『そうだね笑
１回お会いしてから考えようかな笑』



「さすがA！笑
さあ！いくよ！笑」


美海に、腕を引かれながら
個室まで連行されるAちゃんでした笑

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