【HQ!!】白鷲に食べられそうで怖い。凄く。【白鳥沢】

余計なことは、 ページ10

･･でもさ、目合ったりすると大体逸らされる･･よね。

今までにそういうの何回もあった。んじゃ･･ないかな。



「まぁそんな、気にしなくても良いよね！！」

あはは！！と意味なく笑うと、ジロ、と鷲匠先生ににらまれる。ちょっと怖かった。



ダァンッ


耳に入ってきたバレーボールの音に、はっと気付く。


そうだ、今は部活中だ。

関係ないことは考えない考えない！


握っていたペンとバインダーを、ギュッと握りしめ、顔を上げた。


サーブ練習をする部員達を、調子はどうか、とか、ケガはしてないか、とか、色々考えながらも記録をとる。


よくよく考えるとマネージャーって大変。
余計なこと考えてるヒマなんて無いのかもね。


そう思っていると、不意に誰かがこちらを向く。


もしかして何かケガでもしたかな、と思いかけたところで、それが先程と同じ瀬見先輩だということに気付いた。

え、と思っていると、また同じようにそっぽを向いてサーブ練習を始めたその人。







･･え、ちょっと待って？


これは･･


もしかしてだけど･･



可能性的に･･








＿＿私、瀬見先輩に、嫌われてるんじゃ･･！？

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