2だっちゃ！ ページ3
私は教室に着くと
修「こんにち月火水木金！」
修と男子たち「土〜〜〜〜！」
とクラスの人気者の桐谷修二が来た
どうやら転校生の話で盛り上がってる
修二の彼女の上原まり子っていう超絶美人な子がいるんだけど
転校生はその子よりも可愛いと聞いてきたらしい
本当なのか？だとしたらすごいことだけど
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなり彰もどっからか帰ってきた
草野、小坂で席が前後で後ろの方だからラッキーなんだよね
先生も入ってきた
先「はーい、じゃあ、出席とりますね」
男子「先生、転校生は？」
とクラスの男子が聞いていた
単刀直入だな
先「あ、そうだな！
転校生ー！転校生ー！おーい！入ってきて」
て、先生、転校生って呼ぶのもどうかしてると思うけど
転校生が教室に入ってきた
下を向いて髪の毛がボサボサしてとても美人とは言えない容姿だった
修「あ！柳！」
といきなり修二が声を上げた
柳？なんのことだ？
先「桐谷と知り合いか？」
転校生は首を横に振った
先「桐谷、お前のことは知らないって」
とクラスの雰囲気が少し和んだ
私はこの転校生が昔の自分と重なった
彰にちょんちょんとペンでツンツンすると
彰「仲良くなろな！」
と小声で言った
そうだ、絶対この子と仲よくなる！
彰と想いが同じでよかった
転校生の名前は小谷信子
先生が小谷さんの席を指定すると
坂「は？座ってるんですけど」
とクラスのボス？てきないじめっ子てきな坂東が言った
結局坂東は席をどいてそこに小谷さんが座った
すると
女子1「今の見た？」
女子2「見た〜」
と坂東の取り巻きの子達が言った
坂東が立ち上がり
小谷さんの席に行って
坂「あんた、今机汚そうに払ったよね？
私が座ってたのがそんなに汚いって言いたいわけ？」
と言った
そんなしょうもないことで怒るなよと思った
先生が止めに入って一旦事は済んだけど
大変なことになりそうだ
『ね、絶対助けよ！彰！』
彰「当たり前だっちゃー」
彰となら大丈夫だ
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作者名：のーの | 作成日時：2020年5月6日 9時
