序章 ページ2
始業式だからといって、何か特別な準備がある訳でもない。
いつも通り
行ってきます。と誰もいない家にその言葉が木霊するように響く。
徒歩10分。十分近い距離に私の通う私立白鳥沢学園高校はある。
「みてみて〜!一条先輩だ…!」
「今日も綺麗ー」
そんな言葉、掛けてくれなくてもいいのになぁ、私より綺麗な人なんてたくさんいるのだ。
少し微笑みながらおはよう、と声をかけると、おはようございます!と返してくれる。良い後輩をもったものだ。
新しいクラス表を見て、また出席番号が一番ということに少し落胆しつつも教室に向かう。
4月。暖かい日差しと少し冷たい風。
私は高校2年生になった。
そして、この日は私の運命を大きく変える人との出会いの日になるのだった。
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璃音(プロフ) - のりちゃさん» ありがとうございます!最近なかなか書こうと思えなかったのですが、やる気が出てきました…!がんばりますね! (2020年6月2日 0時) (レス) id: 2ce0920262 (このIDを非表示/違反報告)
のりちゃ - 好きです。。。。いつも更新されるたびニヤつきながら読んでます。。最後まで楽しみにしてマスゥゥ (・0・*)ホ (2020年5月31日 8時) (レス) id: f0ef8aefa1 (このIDを非表示/違反報告)
璃音(プロフ) - 鳴瀬さん» コメントありがとうございます。既に大体の構成は出来ているのですがなかなかの長編になりそうな予感です。是非最後までお付き合い下さい! (2020年5月7日 1時) (レス) id: 2ce0920262 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 - いつも、楽しく読ませてもらってます。体調に気を付けながら、更新頑張ってください。応援しています。 (2020年5月3日 0時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
璃音(プロフ) - 是非コメント等お願いします! (2020年4月28日 21時) (レス) id: 2ce0920262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃音 | 作成日時:2020年4月13日 2時