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それから私は10を超えたということで《審神者》の勉強を始めた。
《審神者》それは刀剣男士達を束ねる主。
眠っている物の想い、心を目覚めさせ、自ら戦う力を与え、振るわせる技を持つ。
何故審神者の勉強する必要があるかと言うと、代々月の君は審神者を務める役目があるからだ。理由は月の君は他と違って霊力の量と質がとても良いからだ。
勉強を始めてから知ったのだが、突然来なくなった彼…加州清光さん……様は刀剣男士…刀の付喪神だったのだ。
吃驚した。でも、彼がまた会えると言った意味が理解出来た。
それから数年後。私はもうすぐで13になる。それは、審神者になることができることを表わす。
コンコン
『お父様、お母様失礼します。卯月です…』
｢入っていいよ｣
そう言ったのは父 皐月だ。
『失礼します。ﾄﾞﾝｯ｢やだぁよぉ〜お“ね“ぢゃん“い“があ“ん“どっでぇ〜｣
｢バカっいきなり抱きつくな！｣
｢ふふっ、相変わらず葉月は卯月のことが好きだねぇ｣
入った瞬間に抱きいてきたのは弟の葉月。
抱きついてきた葉月を注意したのは、兄の弥生。
穏やかに笑っているのは、一番上の兄、睦月だ。
『びっくりしたわ…葉月なんのことかわからないから、お父様のお話聞かせてくれない？』
私はそう言って空いてる席に座った。
皐｢そうだね、葉月も卯月にくっついてていいから話をさせてくれないかな？｣
葉｢ｸﾞｽｯ…仕方ないからええよ｣
｢ありがとう｣
｢あなたそろそろしないと｣
今まで黙って私たちのやり取りを見ていた母 空が父をたしなめてきた。
皐｢そうだね…さて卯月、君が呼ばれた理由は分かるよね？｣
『はい…審神者のことですよね』
皐｢あぁその事だよ。本当は高校生になった時にと思っていたけどね、君は優秀だったからか、政府からぜひとも中学にあがると同時にと言われてね。その話をまず先に他のみんなにしたんだよ。…君の答えをおしてえくれないかな？｣
審神者…きっと今の私だと周りから色々言われると思うけどなりたい…
睦｢卯月、君が今思っていることを言ったらどうだ？僕達は否定しないよ。｣
『睦月兄さん…お父様私は…私はやりたいけど…』
皐｢けど？｣
『けど…きっと今の私は周りから色々言われると思うし、これから学校の勉強との両立ができるかもわからない、途中で投げ出すかもしれない、でも…それでもいいならやりたいｯ!!』
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作者名：天祈 | 作成日時：2019年10月31日 10時
