共同小説 [短編集] (ページ3)

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罪人と落ちこぼれの下克上1 ページ3

プロローグ
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歌方蓮(うたかたれん)side...

黒猫「今日から、お前には妖怪や霊を退治してもらう！」

蓮「やっとかよ。んで、相棒は？」

黒猫「あぁ。涼蘭天李(すずらんてんり)って奴がお前の相棒だ。」

蓮「はあ？嘘だよな。だってそいつ、前世は罪人と言われながら、天才的な能力を持つ奴だろ？」

黒猫「何だそのセリフみたいな言い方？まぁ、知っているのなら、話は早いな。」

蓮「ふざけてんのか？」

黒猫「何でだ？」

蓮「いや、階級違うだろ？」

黒猫「確かにな。でも、涼蘭の噂のせいでお前と組むことになった。」

蓮「何で、俺なんだ？」

黒猫「お前の両親は、才能と頭脳でのしあがった天才だからな。その息子のお前に任された訳だろ。」

蓮「まじかよ。」

黒猫「まじだな。」

俺の人生終わった。

両親の能力が高いのに、普通な俺はただの落ちこぼれだ。

そんな俺が、罪人と組むなんて、無茶だろ。

あぁぁぁ、俺はどうすれば、いいんだ？

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次回に続く
『罪人と落ちこぼれの下克上』

キャラ設定
歌方蓮
両親が優秀なため落ちこぼれと言われる、不憫な男の子。才能はあるものの、いかしきれていない。

黒猫
人間の言葉をすらすら話す猫。可愛げは無いが、可愛いふりをしろと言われれば出来る。優秀な助手猫。