No.64 ページ22
昼休みになればツバメの姿は見当たらなくて
もしかして噂の恋人のところへ行ったのかなあなんて思って。
昼休みが終わるころには
なんだかスッキリしたような顔をして戻ってきた
玉子「ツバメちゃん……どうする？」
ツバメ「ボイコットなんてしないよ！私たちは私たちだけでもやろう！」
良かった〜と胸を撫で下ろす草介くん
ツバメ「皆心配してくれてたのかな？」
乃愛「うん。文化祭実行委員長がボイコット宣言したらどうしようってね」
ツバメ「そっか〜…心配かけちゃったなあ…
それじゃあ皆！まずは机を外に出そう！」
「おお〜！」
ツバメの言葉に一人一人机を持って外に出していく
１０分もあれば必要最低限の机しか教室には残らなかった
ツバメ「あ、ねえ、食品衛生の講習って誰行く？」
油森「僕と玉子ちゃん、乃愛ちゃんの三人で行くよ」
ツバメ「三人いれば何かあっても安心だね！」
乃愛「そういえば何時に集合だっけ？」
玉子「終わってそのまま真っ直ぐ行くんだよ」
乃愛「そっか！ごめん、すっかり忘れてた」
「ちょっと！何これ！どういうこと！？」
ドアの方から美森の声が聞こえて
目をドアへと向けると美森、南、夏樹、波留の四人がいた
ツバメ「文化祭やらないならもういらないと思って…」
美森「は？」
ツバメ「私たちは……私たちだけでもやりたいから！
……それともみもりんたちも、文化祭やりたいとか」
美森「そんなわけないでしょ！」
そう言って手に持っていた服をカゴの中に捨てる美森
ツバメ「はあぁっ……」
乃愛「ガンガン言っちゃえばいいんだよ〜文化祭実行委員長ー」
ツバメ「ううう……んん〜よっし！やるぞマルシェ！」
「オォ〜！」
皆で手を合わせて小さな円陣を組んだ
食品衛生講習を受けに行った時はまだ明るかった外が帰る頃にはすっかりと暗くなっていた
乃愛「マルシェ楽しみだね〜」
玉子「うん、美味しいシチューを頑張って作ろうね」
油森「そうだね、しっかりやらなくちゃね」
三人だから、と少し安心して
人があまり通らなさそうな暗い道を歩いていた
上着のポケットの中でスマホが振動して
漣から届いたメッセージを読むと油森君たちに向き直った
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すず(プロフ) - 続き、、ないんですか？？ (2022年4月7日 2時) (
レス) @page23 id: 5a3bb64aa8 (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - 杏梨子さん» コメントありがとうございます！！はい！頑張ります！ありがとうございます！ (2015年3月21日 20時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
杏梨子(プロフ) - 更新頑張って下さい。応援してます！ (2015年3月20日 17時) (レス) id: 0f01714dcc (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - おｵｵｵｵｵ！！！好きだなんて！！！有難うございます！！！！！間宮君かっこいいですよね！！もう本当一目惚れですよ！！！プラチナボーイズがイケメンすぎて辛いです！！！！！←←←← (2015年2月26日 23時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
山田いちご - この小説大好きですっ！ 間宮くんかっこいいですよね/// (2015年2月26日 21時) (レス) id: 31dc08dddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーさん | 作成日時：2015年2月25日 0時
