No.44 ページ2
そして次の日の放課後。
ツバメ「ねえ乃愛！お願いだから！」
乃愛「だから何で今日なの！」
ツバメ「乃愛にしか頼めないの！！」
ツバメに腕を引っ張られ
連れて行かれないようにと逃げようと踏ん張る私
私達はさっきからこんなやり取りをしていた
さっきまでは数人教室にいたのに
今は私とツバメ以外は誰もいない
何でよ！
何で皆黙って帰るのよ！
乃愛「今日は無理なの…！」
ツバメ「すぐに終わるから！！」
乃愛「まじで無理なの！！！」
いつもだったら喜んでとか言ってツバメと一緒に行ってたんだろうけど駄目なんだよ
なぜだか分からないけど漣の勘が鋭くなっていて。
“お前から男の匂いする”とか言い出して捻挫した日からずっと！！
ずっと！！！！
スマホをチェックされてるんだもん！！！
番号はほぼ女しか登録してないし
メールのやり取りだって
最近はツバメ、玉子ちゃん、美森だけとしかしてないのに！
夏樹や油森君たちと番号交換しなくて良かった…
やっぱ遠い学校へ来てるのが救いだな〜
ツバメ「今日だけ一緒に来てよ！！」
乃愛「だから駄目なんだってば！」
ツバメ「私一人だけじゃ体育館はいけないの…！
お願い乃愛一緒に来て！」
乃愛「本当に無理なんだってば！浮気してるって勘違されてるの！」
ツバメ「じゃ、じゃあ家に泊まって！漣さんには私から電話する！」
乃愛「うん！いいよ！いいよぉぉ」
語尾にハートが付きそうな程、
ツバメを思い切り抱きしめてそう言うと
制服のポケットからスマホを取り出してツバメに渡した
ツバメは、はぁっ…と大きな溜息をつくと
私のスマホを触って漣に電話をかけた
ツバメ『あっ、あの！お、お久しぶりです！乃愛の幼馴染の春菜ツバメです！
あの実は今日漣さんにお願いがありまして乃愛のスマホを借りて電話をしてます！
乃愛と遊びたいので私の家に泊めさせて貰えませんか？』
スマホを持ってなぜかいきなり頭を下げるツバメ
ツバメ『――いえ、実は―――でして！乃愛も――』
教室の隅に行ったツバメが私には聞こえない声で
小さく言うから何を言ってるのか気にはなるけど、
そんな事よりも答え！
乃愛「なんて！？」
ツバメ「OKです！」
乃愛「ツバメ愛してるううう！！！」
思い切りツバメを抱きしめると
スマホを制服のポケットに突っ込み、
ツバメと一緒に体育館へ向かった
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すず(プロフ) - 続き、、ないんですか？？ (2022年4月7日 2時) (
レス) @page23 id: 5a3bb64aa8 (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - 杏梨子さん» コメントありがとうございます！！はい！頑張ります！ありがとうございます！ (2015年3月21日 20時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
杏梨子(プロフ) - 更新頑張って下さい。応援してます！ (2015年3月20日 17時) (レス) id: 0f01714dcc (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - おｵｵｵｵｵ！！！好きだなんて！！！有難うございます！！！！！間宮君かっこいいですよね！！もう本当一目惚れですよ！！！プラチナボーイズがイケメンすぎて辛いです！！！！！←←←← (2015年2月26日 23時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
山田いちご - この小説大好きですっ！ 間宮くんかっこいいですよね/// (2015年2月26日 21時) (レス) id: 31dc08dddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーさん | 作成日時：2015年2月25日 0時
