9 ページ10
ショッピくんに誰？って言われた時はすごいショックだった。
多分、あの場で違う人に言われてもショックを受けてたかもしれない。
私が教室に着いて席に座ると、あとからシャオちゃんが入ってきた。
sho「A！」
『しゃ、おちゃ、…』
sho「Aごめんな、傷ついたよな、ほんまに…ごめん。」
シャオちゃんが抱きしめて頭を撫でてくれる。
温かくて安心した。
私の傷ついた心を溶かすような感じ。
やっぱりシャオちゃんは誰よりも優しい人だ。
sho「あん時助けてあげられなくてごめんな、俺がついてるから。大丈夫。」
周りに色んな人がいるのに、こうやって慰めてくれる姿は本当にかっこいい。
『シャオちゃん、私ね、 gr「A」…グルさん…』
gr「A、ショッピくんのところ行くゾ」
半ば強引に私の手を引いてグルさんは隣のクラスへ向かう。
そしてショッピくんと私を人気の少ない教室連れていく。
教室に私達を入れるとドアの鍵を閉めてしまう。
……え？
shp「なんなんすか…ほんとに…」
『ショッピ、くん、』
shp「なんすか」
『ごめんなさい！』
頭を下げて謝る。
shp「俺も強く言ってすいませんでした。前世の話は信用します。皆さんはAさんのこと覚えてるんすよね。」
『そう、そんな感じ、。』
shp「俺、なんも覚えてないんですけど前世で好きな人がいたんです。で、その人のことを考えるとAさんが浮かぶんです。なんでだと思いますか？」
うんそれはね、その人は私だからだね(?)
『なんで？』
shp「それがAさんだからです。お久しぶりですね。Aさん」
『…ショッピくん！覚えてて、くれた、んだね…』
嬉しくて目の前がじわじわ滲んでくる。
shp「さっき思い出しました。あと、泣かないでください。可愛い顔が台無しです。」
『ごめ、』
shp「謝んないでください」
そう言ってショッピくんが私を抱きしめる。
その時、扉が開く。
kn「なんやショッピぃ！Aのこと泣かせてると思って来たらイチャイチャしやがって！」
shp「クソ先輩うるさいっす」
zm「Aなんともなかったんやな！よかったわ！」
ゾムが私の頭を撫でる。
…なんだか眠くなってきた。
その時はまだ気が付かなかった。
ゾムとシッマとショッピくんが私にわからないように睨み合ってることを。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りーがん - お疲れ様でした〜(今度こそ) 面白かったです！ あのリクエストとか終わってますか？ 出来たらでいいんです、emさんオチの学パロを…本当に出来たらでいいんですがお願いします………(汗) (2020年3月12日 13時) (
レス) id: 62df2025c4 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - がいこうかんさん» いつもありがとうございます！了解しました！できる限りosmnさんでオチを考えてみます (2020年2月7日 7時) (レス) id: 0bd3971d06 (このIDを非表示/違反報告)
がいこうかん(プロフ) - いつも見ています！応援してます！オチ、オスマンリクエストお願いします！ (2020年2月7日 0時) (レス) id: d2d4b11730 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 紅茶さん» 返信遅くなってごめんなさい！ありがとうございます！まだオチも決めてないのでもしかしたらまた続編を作る可能性が高いですw頑張ります！！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 0bd3971d06 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶 - のあさんの小説大好きです!!!更新頑張ってください！ (2020年1月15日 17時) (レス) id: 203f8de236 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノア | 作成日時：2020年1月11日 21時
