人気アイドル、ボーダー隊員やってます【ワールドトリガー】〈男主〉 (ページ6)

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4話ページ6

ｻﾞｼｭ

ｼｭｯ

ﾄﾞｰﾝ

『うわ、何？今日多くない？』

高尾「それなー、早く帰りてぇ〜」

一条【もう！2人とも、シャキッとしてよ
あ、そこ右に行ったらトリオン兵2体いるよ。】

『ほんとだ。ハウンド』

高尾「旋空弧月」

ﾄﾞｼｰﾝ

静かな夜に、トリオン兵が倒れる音が木霊する

一条【おつかれ〜、多分もう終わりかな】

【わかった、ありがと】

高尾【ん】

一条【あ、ねぇねぇ！大規模侵攻のこと聞いた？】

どこで手に入れてきたのか、まだ上層部にしか出回っていない情報について、話し出す。

高尾【は？まじ？？】

一条【そだよ〜】

【また……情報早いんだから……】

一条【それでねぇ！ブラックトリガー使いがね、何人か来るらしいのね】

【嫌な予感……】

一条【うちの隊はー、ブラックトリガー使いを倒すことが任務ですっ！】

高尾【え、ガチ？？楽しそーやん！！！】

【えー、ヤダよ。疲れるし】

一条【あ、2人にも伝えといて】

【了解】

高尾【りょー！
なぁA！どっちが多くトリオン兵倒せるか勝負なー！】

【は？意味わかんない。絶対やだ。1人でやれ】

高尾【つめたいなぁ。隊で勝負してさ、多く倒せた人にさ、スイーツ奢るって条件付きは？駅前の新作パンケーキでもよし！】

【……！やる！】

スイーツに目がないA。

高尾(うわぁー、Aチョロ)

大規模侵攻まで残りわずか———

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ちなみに、【】がついている場合は、無線みたいな感じ。まわりには聞こえてない。

()は、思ってること

「」は普通の会話です！