検索窓
今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:114,438 hit

願い47 ページ48

『ちょっとぐらい消耗してくれたら…』



あとは悟先生が倒してくれるさ。



ボクはもう用済みだからさっさと消しちゃってよ。





「む、…貴様、両眼で色が違うのか」



『オッドアイだよ。左の深紅の目はボクの一族に繋がるヒントになったかもしれないんだって』



「…矢張りか」



何かに納得したように呟く。自身の左目を抑えて何やらブツブツ言っている。









『ぁ………そろそろ…迎え…が……来た…かな…』



外の呪力が大きくなった。



きっと悟先生が決着を着けて助けに来てくれたんだろう。



もう少し持てば助かる。



でももう意識が薄れていく。



全身から血の気を失い、身体も冷めきってしまっている。









あとは頼んだよ。



みんな、ありがとう。ごめんね。









「A!」



暗闇に堕ちるその刹那、大好きな人の声が聞こえた気がした。

願い48→←願い46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ノンノン | 作成日時:2018年12月31日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。