【呪術廻戦】風来坊の願い (ページ46)

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願い45 ページ46

どうやら先生に言われたことは本当のようで。宿儺とやり合っても呪力が尽きる気配はない。

ただ技術に差がありすぎるから押されている。

『とりあえずこれ食らっとけ…！』

先生に教えてもらった呪力弾を放つ。こんなのが効くとは思ってないけど、その間に体制を整えたい。

『ふぅ……領域展開、“気流彩言”』

「！ほぅ、何も無い領域か。面白い」

『“堕ちろ”』

領域の特徴、攻撃が必ず当たる。確かに発動したはずなのに…。一瞬身体が沈んだ程度。これが両面宿儺……恐るべし。

「この程度で勝てると思ったか？憐れな小娘だな。

領域展開、“伏魔御厨子”」

ボクの領域はいとも簡単に破られる。

「とはいえ、貴様はそれなりに骨がありそうだ。このまま殺すのも惜しい気もする。

……ふむ、もう少し強くなってから出直してこい。その後で殺してやる」

『いいよ、気を遣ってくれなくて』

領域にいる間は相手の攻撃は必ず当たる。でも別に自分の攻撃が当たらないわけではない。

『一緒に逝こう？』

ゆっくりと、散歩をするように近づいて。

ボクのありったけの呪力を込めて殴る。