今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:114,434 hit
小|中|大
願い42 ページ43
『ふんふふ〜ん♪』
今日は授業があった。任務のことが多いから久々でちょっと嬉しい。
「掃除をこんな楽しそうにする奴初めて見た」
『部屋の掃除は心の掃除!って言うからね』
「あー、そりゃ大事だわ。最近のAちょっと荒れてるもんな」
「しゃけ」
「任務終わりは特に酷いよな」
『なんでだろ。こっち来てからなんだよね』
「向こうの方が楽しかったか?」
『いや、うーん…
こっち来てから感情豊かになった気がするよ。向こうにいた時はなんにも考えてなかったし』
「ツナマヨ」
嬉しそうに抱きついてきた棘。一番は棘のおかげかな。棘がいるだけで元気になれるから。
それに……
『新しい感情を教えてくれてありがとうね』
「?」
棘にだけ聞こえる声で呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノンノン | 作成日時:2018年12月31日 20時