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願い26 ページ27
「お久しぶりです！お待ちしておりましたよ！さぁさぁどうぞ」
1週間も経たないうちに再び西田さんと再会。
『また呪霊が出たって聞いたんですけど』
「私も近所の子供が言っていたのを聞いただけですので定かではありませんが…」
「うめ？」
「えっと……？」
『あぁ、どこに出たのか聞いてます』
「確かお寺の近くで…地図で言うとここです。以前来ていただいた家のすぐ側です」
『やっぱり…』
「この村、呪われてるんでしょうか」
『呪霊が出るんですから呪われてるんでしょう』
「そんな…一体どうすれば……」
『そのためにボク達が来てるんですけど』
だんだん返答が雑になるボクを、棘がつついて窘める。
だって怪しすぎるんだもん。
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作者名：ノンノン | 作成日時：2018年12月31日 20時
