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霞の中に浮かぶ光2 ページ8

「うん、よく似合ってるよ」


『…そうですか』


「じゃあ早速で悪いんだけどちょっと来てくれる?2年生とも顔合わせさせておきたいから」


『先輩…』


「ちょっと性格キツい子もいるけど根はいい子たちばっかりだから大丈夫だよ」



余程外の人間との接点が無かったのだろう。


それでもまだ不安そうな翼の手を優しく握る。


「大丈夫だ。もし何かあったら俺が守るから」


『うん…ごめんね』


「気にするな。俺が好きでやってるだけだから」


いいの、それでも嬉しい。はにかんでそう答えた。



今まで愛想笑いすら見せなかった少女が笑った。


これは絆されつつある証が、それとも単に相手が恵だからなのか。



これからが楽しみだ、と五条は密かに考えるのだった。

薄曇りの予感→←霞の中に浮かぶ光



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ノンノン(プロフ) - 紅葉さん» 返信遅くなって申し訳ありません。面白いと言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります!! (2020年1月26日 14時) (レス) id: 4f5d0a225d (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - とっても面白いです!!これからも頑張ってください (2020年1月8日 13時) (レス) id: a96e485a5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノンノン | 作成日時:2019年12月16日 17時

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